窪田正孝&本田翼「ラジハ」続編に意欲!原作との年齢差を危惧し「やるなら早いうちに」
俳優の窪田正孝と本田翼が10日、『劇場版ラジエーションハウス』(公開中)の舞台あいさつを都内で行い、続編にやる気を見せた。
CTやMRIなどの画像診断を通じ、病を見つける放射線科が舞台の漫画を原作にした医療ドラマシリーズの劇場版。甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織(窪田)と仲間たちが、離島にまん延する未知の感染症に立ち向かうさまを描く。
窪田は「感動したという声を多くいただいた」と明かし、「去年の暑い夏、みんなで頑張って汗水たらしたものが映像に映っていて、それが皆さんに届いたことをとても嬉しく思います」と感激。放射線科医・甘春杏を演じた本田も「この映画の満足度が高くて、それを誇りに思っています」と笑みをこぼすと、朝9時の上映回後の舞台あいさつだったことから、「9時から映画観るか? すごいな。ありがとうございます」と目を丸くしながら感謝の言葉を送った。
ステージ上にはファンの感想が散りばめられたパネルが設置されており、本田が「面白かった。続きが観たい」という声を見つけると、会場からは拍手が沸き起こり、窪田は「フジテレビのお偉いさんに来ていただいて、お話を……」とノリ気。さらに「(原作と比べて自分たちの)実年齢がどんどん上がって行っちゃうから、やるなら早いうちにお願いします」とリクエストすると、本田も「別人になっちゃう」と危惧して同調した。
しかし「撮影は本当に大変だった」と口をそろえ、「次は専門用語は少なめにしていただいて。(広瀬)アリス(演じる広瀬裕乃)とかがめちゃめちゃ成長して(セリフを)全部言って、自分たちは最後のいい所だけスッと(さらって)まるで自分が(患者を)救ったかのように……」と画策する窪田。本田も「わたしは(鈴木伸之演じる)辻村(駿太郎)に全部やってもらおうかな」とぶっちゃけて笑いを誘った。
この日は、主題歌を歌う MAN WITH A MISSION の Jean-Ken Johnny と Kamikaze Boy も来場。窪田はドラマ版シーズン2の打診があった時から、1と同様、主題歌は「絶対にマンウィズさんじゃないとイヤだとお願いしていた」そうで、ドラマ版の共通主題歌「Remember Me」は「血液のように自分の中に染みついている」と打ち明け、劇場版でも共にできたことを喜んだ。
そして、「人とつながっていくってすごく大事なことで、それが人生の糧になって財産になると『ラジエーションハウス』で学ばせてもらえて、自分自身成長させてもらいました」としみじみと語る窪田は、「是非またいつか、どこかでお会いしましょう!」と観客に力強く呼びかけた。(錦怜那)