機動戦士ガンダム「水星の魔女」舞台はA.S.(アド・ステラ) 新モビルスーツ&キャラクター発表
10月よりMBS / TBS系(毎週日曜午後5時~)でスタートするガンダムシリーズの新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の新情報が、オンラインイベント「ガンダムカンファレンス」内で発表され、舞台設定と共に、5人のメインキャラクターと新たなモビルスーツ、メインスタッフが明らかになった。
発表によると、本作は「宇宙世紀」シリーズではなく、新たな世紀「A.S.(アド・ステラ)」の学園が舞台となり、主人公機ガンダム・エアリアルに搭乗する女性主人公の名はスレッタ・マーキュリー。モビルスーツ産業最大手ベネリットグループが運営する、アスティカシア高等専門学園のパイロット科に、彼女が水星から編入してくることから物語が始まる。
スレッタのほか、学園理事長の一人娘ミオリネ・レンブランをはじめ、グエル・ジェターク、エラン・ケレス、シャディク・ゼネリら学園に在籍する主要キャラクターが発表。さらに、グエル搭乗機「ディランザ グエル専用機」、エラン搭乗機「ガンダム・ファラクト」、シャディクの搭乗モビルスーツ「ミカエリス」ら新モビルスーツの登場も明らかになった。
主要スタッフも発表され、監督はNetflixアニメ「スプリガン」の小林寛が担当。シリーズ構成・脚本は「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの大河内一楼、キャラクターデザイン原案はモグモ、メカニカルデザインはJNTHEDをはじめ海老川兼武、稲田航、形部一平、寺岡賢司、柳瀬敬之、音楽は大間々昂が担当する。
この日は、スレッタとエアリアルを描いた新たなティザービジュアルも公開。先立って公開されたビジュアルとスレッタの服の色が変わっていることについて、イベントに出席した、バンダイナムコフィルムワークス執行役員・小形尚弘は「詳しくは話せませんが、服の色が変わっていることにも意味があります」と説明。また、新たな世紀「アド・ステラ」の展開について「新しい世紀としての展開を目指しており、『水星の魔女』をきっかけに広がっていくことを、我々としても期待しています」と語った。
また、アニメ本編に先駆けて制作される前日譚(たん)エピソード「PROLOGUE」が、7月14日と15日に開催されるイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -LINK THE UNIVERSE-」で初公開されることも決定。その後、日本各地で開催される「GUNDAM NEXT FUTURE」のいくつかのイベントにおいても視聴できる施策が用意される。同作には新機体として、ガンダム・ルブリスとベギルベウが登場する。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」あらすじ・主要キャラクター・モビルスーツは以下の通り。(編集部・入倉功一)
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」あらすじ
A.S.122ーー
数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。
名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。
スレッタ・マーキュリー
水星からの編入生で、パイロット科2年。内向的な性格で、コミュニケーション能力がやや乏しい。水星で開発されたモビルスーツ、ガンダム・エアリアルのパイロット。
ミオリネ・レンブラン
容姿端麗、成績優秀な経営戦略科2年。学園理事長でもあるベネリットグループの総裁、デリング・レンブランの一人娘。父親に対して強い反抗心を抱いている。
グエル・ジェターク
グループ内御三家ジェターク社の御曹司で、パイロット科3年。荒々しい気性で、熱くなりやすい。ジェターク寮のエースパイロットとして、その腕に絶対の自信を持っている。
ディランザ グエル専用機
グエルの搭乗モビルスーツ
エラン・ケレス
グループ内御三家ペイル社が擁立するパイロット。パイロット科3年。ペイル寮の筆頭だが、学園内の誰にも心を開かない孤高の人。スレッタに対して興味を抱く。
ガンダム・ファラクト
エランの搭乗モビルスーツ
シャディク・ゼネリ
グループ内御三家グラスレー社CEOの養子。パイロット科3年。グラスレー寮を束ねる、軟派で飄々とした振る舞いの多い色男。学生ながら会社でも多くの実績を上げる、次世代のグループ幹部候補。
ミカエリス
シャディクの搭乗モビルスーツ