「美しい彼」萩原利久&八木勇征、海外からの反響は「いい意味で強い刺激」劇場版へ強い思い
ドラマ「美しい彼」の劇場版となる『劇場版 美しい彼~eternal~』の撮影現場で、ダブル主演の萩原利久と八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)が、海外での反響について語った。
ドラマ「美しい彼」は、「流浪の月」などで知られる凪良ゆうの同名小説を実写化したもの。無口で根暗“ぼっち”を極める平良一成(萩原)と、圧倒的カリスマ・清居奏(八木)が惹かれ合う物語が描かれた。劇場版では、一歩進んだ2人の恋愛が展開する。ドラマに引き続き、酒井麻衣が監督を務める。
ドラマ版は、国内外で反響を呼び、多くのファンを獲得。八木は「僕たちが一番、反響を感じています」と素直な反応を見せ、萩原も「本当に。びっくりしているのは我々です。今回の劇場版を本当にたくさんの方が待ってくださっているので、しっかり楽しんでもらえるような作品にしなければと肝に銘じながらやっていました」と意気込む。
続けて、「役を演じる上で、劇場版を観て、『ドラマの方が良かったよね』とはなってほしくないので、同じことをするだけではダメだと思っていました。パワーアップしなきゃいけないというのは、撮影前も、撮影中も常にあったと思います。待ってくださる方がたくさんいるのは本当にいい意味で強い刺激をもらえます」と期待に応えようと全力で撮影に挑んでいる。
八木も「モチベーションになりました。清居を演じていて、お芝居ではありますが、自分自身が一番その瞬間を楽しめていることが、今回すごくわかりました。どのシーンを撮っている時も、悲しいときは悲しかったし、むかついた時はむかついたし、幸せな時は幸せでした。本気でそう思ったからこそすごくリアルな感情を出せたので、本当に楽しみにしていただきたいですし、何より僕自身が楽しみです」と語る。
また、萩原は「小説が映像になるので、イメージしてたものと違う部分は観ている方一人ひとりにあるかと思うんです。でも、シーズン1を経て、ポジティブな意味で原作に寄り添いすぎないというか。生きてる人として動くので、ちょっとしたアドリブの部分で映像だから出せる空気感だったり間だったり。そういうものをうまくつかって、僕らの“ひらきよ”じゃないですけど、原作をリスペクトしながら、ドラマ・劇場版の“ひらきよ”を体現できれば」と力強く語り、「台本と小説を行き来しながらつくり上げている感覚というんですかね。想像力と現場でのアクション、表現。日々難しいなと思いながらも楽しく演じさせていただいているので、楽しみに待っていただけたらすごくうれしいです」と充実感をにじませる。
一方の八木は、「本当にこの作品をリスペクトして、すべてのスタッフのみなさん、キャストの皆さんとつくりあげています。酒井(麻衣)監督の色づかいもそうですが、コミカルな部分や、ポップに描かれている箇所がこれまでよりたくさんあり、細部まで楽しめるようになっているので、ぜひ楽しんでいただきたいです」と気持ちを込めていた。(編集部・梅山富美子)
ドラマイズ厶「美しい彼」(シーズン2)はMBS/TBSにて2月7日放送スタート
毎週火曜MBSにて24時59分~、TBSにて25時28分~放送
『劇場版 美しい彼~eternal~』は4月7日公開