アニメ「クレしん」で『シン・仮面ライダー』コラボ!池松壮亮・浜辺美波・柄本佑が出演
人気アニメ「クレヨンしんちゃん」(毎週土曜午後4時30分~・テレビ朝日系)と映画『シン・仮面ライダー』のコラボエピソード「しん・仮面ライダーだゾ」が、3月18日に放送されることが決定した。メインキャストの池松壮亮(本郷猛/仮面ライダー役)、浜辺美波(緑川ルリ子役)、柄本佑(一文字隼人/仮面ライダー第2号役)が映画と同じ役柄で登場する。
【画像】本郷猛&一文字隼人、アニメで変身!場面写真&アフレコ現場の様子
庵野秀明が脚本・監督を務める『シン・仮面ライダー』は、石ノ森章太郎原作の人気特撮「仮面ライダー」をベースにした完全オリジナル作品。コラボ回は、秘密結社SHOCKERによってオーグと化した園長先生とまつざか先生が、しんのすけたちを乗せたバスをジャックするストーリー。“雲オーグ”も参戦し、しんのすけたちを誘拐しようとするも、そこに本郷と一文字が駆けつける。仮面ライダー、仮面ライダー第2号と共に、アクション仮面も登場し、奇跡の共演が実現する。
アフレコは2月に行われ、池松、浜辺、柄本はスピーディーな展開に苦戦するも、徐々に現場は熱を帯びてきて、「行くぞ! SHOCKER!!」と声を合わせたり、仮面ライダーでおなじみの「トォー!!」という池松&柄本の掛け声も息ピッタリ。二人に負けじと、浜辺もクール&勝気な性格のルリ子を魅力たっぷりに表現した。
アフレコ終了後、しんのすけに出迎えられた三人は一気にテンションアップ。彼らを労いながら、「オラみなみおねいさんに会いたかったゾ~」と体をスリスリするしんのすけに、浜辺も「私も会いたかったよ!」と応えるなど仲睦まじい様子を見せた。しんのすけから、「自分と同じ5歳の頃はどんな子どもだった?」と質問されると、「しんちゃんのマネをして母親に怒られた」(池松)、「引っ込み思案な子どもだった」(浜辺)、「しんちゃんの声マネをしていた」(柄本)とそれぞれ回答していた。
三人のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
池松壮亮(本郷猛/仮面ライダー役)
Q:アニメ版をご覧になっての感想をお聞かせください。
とても光栄でした。仮面ライダーに自分がなった時も驚きでしたが、まさか「クレヨンしんちゃん」にまで出演する日がくるなんて! すごく楽しかったです。姪っ子たちに自慢したいと思います。
Q:アフレコをする上で意識されたことがあればお教えください。
何かを意識している暇もなく「しんちゃんと掛け合いしてる!」と思ったら、もう終わっていました(笑)。しんちゃんと柄本さんと「せーの!」で合わせて決めゼリフもやらせて頂きました。楽しかったです。
Q:「クレヨンしんちゃん」にまつわる思い出はございますか?
長い間、この国の子どもたちの人格形成に大いに影響を及ぼしているアニメだと思います。僕もその一人ですし、周りもみんなしんちゃんのマネをしていました。しんちゃんみたいにお尻を出して、母親に「やめなさい!」と怒られていたことをよく覚えています(笑)。いつまでも大切なことを忘れずにふざけててくれる、しんちゃんには、いつまでも子どもたちの味方でいてほしいです。
Q:今回の見どころや楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いします。
まさかのコラボレーション! もう二度とないであろう、しんちゃんx仮面ライダーの夢の共演をぜひ、お楽しみください。
浜辺美波(緑川ルリ子役)
Q:アニメ版をご覧になっての感想をお聞かせください。
いろいろな「クレヨンしんちゃん」の主要なキャラクターたちとの共演がすごく嬉しかったです! なによりも、アクション仮面さんとご一緒できたのが楽しかったです。今回も、すごくカッコ良かったです!
Q:アフレコをする上で意識されたことがあればお教えください。
実際の『シン・仮面ライダー』の劇中では、笑ったりとかはあまりなく、もう少しクールなイメージでしたので、しんちゃんとの掛け合いは優しさも重視していました。
Q:「クレヨンしんちゃん」にまつわる思い出はございますか?
もちろんずっと大好きなアニメですが、最近、映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』を観たところなんです。子供はもちろんなのですが、大人が観ても面白くて笑えるし、切なくて泣ける部分も満載で、エモーショナルさが本当に素晴らしかったです。それを観た後で、今回のお話を頂いたので、本当にビックリしましたし、余計に嬉しかったです!
Q:今回の見どころや楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いします。
しんちゃんのキャラクターとライダーが、まさに大集結と言っていいと思います! 豪華な回になって幸せでしたし、私自身も出来上がりが楽しみです。池松さんと柄本さんが掛け声を合わせてらっしゃる部分もカッコいいですし、私も一生懸命頑張りましたので、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいです!!
柄本佑(一文字隼人/仮面ライダー第2号役)
Q:アニメ版をご覧になっての感想をお聞かせください。
「クレヨンしんちゃん」の世界に自分がいるというだけで楽しかったですね。アクション仮面の笑い声が昔からすごく好きで、今回、ご一緒できたことはなによりの宝物になりました。
Q:アフレコをする上で意識されたことがあればお教えください。
通常のやり取りよりも、セリフの声を張るというのは意識していました。それと展開が早いので、スピード感は重視しましたね。
Q:「クレヨンしんちゃん」にまつわる思い出はございますか?
幼少期に、しんちゃんの声マネをずっとしていました。声変わりと共にできなくなり、悔しい気持ちになったのを今でも覚えています。それと、しんちゃんに感化されて、ある時期までは自分のことを「オラ」って言ってたんですよ。友人と映画版を一緒に観に行って、お互いに涙を隠しながら鑑賞していたことなど、今回はいろいろと、懐かしいことを思い出させて頂けました。
Q:今回の見どころや楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いします。
物語の設定も、きちんと仮面ライダーの世界観にも通じていて、有り難かったです。いろんなキャラクターが一堂に会した、お祭り感があると思いますので、お楽しみに!
映画『シン・仮面ライダー』は3月17日(金)18時より全国最速公開(一部劇場を除く)、3月18日(土)全国公開