『シン・仮面ライダー』に多数のサプライズ 池松壮亮が予告「すごいものが映っていました」
映画『シン・仮面ライダー』のプレミア上映レッドカーペットイベントが12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、西野七瀬、塚本晋也、手塚とおるが出席。主人公・本郷猛/仮面ライダーを演じた池松は、映画が完成した喜びを語ると共に「たくさんのサプライズが待っていると思います」と予告した。
【画像】『シン・仮面ライダー』キャスト集結!レッドカーペットの様子
『シン・仮面ライダー』は、東映の人気特撮「仮面ライダー」(原作:石ノ森章太郎)をベースに、庵野秀明が脚本&監督を務めて製作した完全オリジナル作品。この日は、関係者向けの特別な上映会が開催され、キャスト陣もその熱を体感するため、本編を鑑賞することに。黒を基調としたフォーマルな衣装に身を包んだキャスト一同は、仮面ライダーの赤いマフラーを意識した“赤”のアイテムをワンポイント入れて登壇し、会場を華やかな雰囲気に包み込んだ。
池松は「1週間前に無事に完成しました。そして1週間後に無事に公開できそうです」と報道陣に報告。「長い道のりで、僕も完成版は昨日ようやく観ることができたのですが、まだボーッとしていて。でも、すごいものが映っていました。待ってくれた方、気になっている方、たくさんのサプライズが待っていると思います。あと一週間、楽しみにしていてください」とメッセージを送った。
ヒロイン・緑川ルリ子役の浜辺は「わたしもひと足先に、初号試写で観させていただきましたが、こんなに試写で声が出たのは初めて」と告白。「どのシーンも台本を読んでいるはずなのに、感嘆の声とか、驚きの声を抑えきれなかったです。共演者の皆さんと完成された映画を共有できるということで、楽しみにしています」と期待に胸をはずませる。
ルリ子の父・緑川弘役の塚本は、「すごく多くのファンの方がいらっしゃる、幅広い世代で人気の仮面ライダーが皆さんにどのように届くのか楽しみにしております」と期待を寄せると、SHOCKER上級構成員・コウモリオーグ役の手塚も「庵野監督とはこれで4作目になりますけど、毎回毎回、新鮮な撮影方法や技術、アイデアをいろいろと僕に与えてくれます。僕はほぼ庵野さんでできあがっているところがあるので、こうして庵野作品に関わることができて本当にありがたく思っています」と庵野監督に感謝した。
庵野組初参加の西野(ハチオーグ役)は「わたしは庵野作品に出るのは初めてですし、まさか出られるなんて思ってなかった。1日1日、かみ締めながら取り組み、楽しみながら撮影して、その世界観の中に自分が存在しているのが不思議な感じです」と完成してもなお信じられない様子だという。「でも、とても楽しく撮影もできたし、完成した映画も楽しんで観ることができたので、たくさんの人に楽しんでもらえたら」と笑顔を見せた。
また、一文字隼人/仮面ライダー第2号役の柄本は「庵野監督の作品に、仮面ライダー第2号という役割で出させていただけるなんて」と驚きを見せつつ、「庵野さんの前作に、あれだけの(多くの)役者さんが出ていて、なんで俺は出てないんだろうなと思っていたので、今回『仮面ライダー』という題材で、第2号という大きな役割を担うことができたのは光栄なことでした」としみじみ。「ひと足先に観させていただきましたが、庵野監督のクレジットが流れるエンドロールの中に、自分の名前があることが非常にうれしくて。そして大きなサプライズが待っていると思うので、楽しみにしていただければ」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
映画『シン・仮面ライダー』は3月17日(金)18時より全国最速公開(一部劇場を除く)、3月18日(土)全国公開