かっこよすぎ!北野武監督『首』豪華キャスト陣がカンヌ撮影会に
第76回カンヌ国際映画祭
現地時間23日、第76回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミアに選出されている映画『首』のフォトコール(報道用撮影会)が行われ、北野武監督率いる西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、浅野忠信、大森南朋ら豪華キャスト陣がずらりとそろい、多くのフラッシュを浴びた。
本作は、戦国武将たちの欲と業が絡み合い、本能寺の変に至るまでを一大スケールで描いた時代劇だ。原作・脚本・編集・秀吉役も務めた北野監督は白いジャケットをまとって登場。明智光秀役の西島はびしっと決めた黒のスーツ姿だ。織田信長役の加瀬、秀吉に憧れる百姓役の中村、黒田官兵衛役の浅野、羽柴秀長役の大森もカンヌの日差しの中、にこやかに撮影に応じていた。
なお、西島は2021年にも主演作『ドライブ・マイ・カー』がカンヌで上映されているが、実際に出席するのはこれが初めて。前日に行われた取材会で西島は、「20年前に北野監督に『Dolls ドールズ』でベネチア映画祭に連れて行っていただいて、今度はカンヌ映画祭に連れて来ていただけて。ここには21日の夜中の11時くらいに到着したんですけど、まだまだ盛り上がっていて、本当に映画の祭典として一番大きなイベントなんだなというのを感じました。いろんな経験をして、いっぱい学んで帰ろうと思っています」と意気込んでいた。ワールドプレミアはこの後行われる。(編集部・市川遥)
映画『首』は2023年秋、全国公開
第76回カンヌ国際映画祭は現地時間27日まで開催