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与田祐希「量産型リコ」再び!ユニコーンガンダムが象徴するもの「可能性の獣」にネット反応

“可能性の獣”もう一人のリコが初めて作るのはユニコーンガンダム
“可能性の獣”もう一人のリコが初めて作るのはユニコーンガンダム - (C)「量産型リコ」製作委員会2023 (C)創通・サンライズ

 29日深夜、乃木坂46与田祐希主演の連続ドラマ「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(テレビ東京系・毎週木曜深夜24時30分)の放送がスタート。新たに描かれる、“もう一人のリコ”の物語に、Twitterでは「おかえり」の声が相次ぐと共に、リコが手にするプラモデル「ユニコーンガンダム」に込められた意味や、再び名言を連発する模型屋店主に喜びの声が寄せられた。(ネタバレあり。以下、ドラマ第1話の展開に触れています)

【画像】新たなリコがギブバース!「量産型リコ」第一話

 「量産型リコ」は、全てが中間値な“量産型”主人公・小向璃子(与田)が、プラモデルとの出会いを通じて大人へと成長するホビーヒューマンドラマ。昨年7月期に放送されたシーズン1と同姓同名のキャラクターが全く違う役柄で登場し、“もう一人のリコ”の物語が描かれる。

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 本作のリコは、大学時代の友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」(略称・ドリクレ)の社長。共同創業者の高木真司(望月歩)、浅井祐樹(前田旺志郎)と共に、企業支援プロジェクト「ドッグラン」に招かれた彼女は、ユニコーン企業(※評価額が10億ドル以上で設立10年以内の未上場ベンチャー企業)を目指して、投資に値するプランを生み出そうと奮闘する。

 肩書きこそ社長のリコだが、全てが平均的なのは変わらず。保湿と推し活にお金をかけ、趣味はポイ活、洋服は駅ビルでそろえるという、中間を行く生き方に、ライバル会社の社長・中野京子(藤井夏恋)からも「マスプロダクションタイプ」(量産型)と呼ばれてしまう。

 さらに、プレゼンではプランの具体性のなさを突かれ、ドッグランの代表・犬塚輝(マギー)から「最有力離脱候補」と宣言される始末。手にしたビジネス本にまで「お金を生み出すのはオリジナリティー」「説明書は捨てちまえ」「思考の空が狭いんだ」と突っ込まれてしまったリコは、浅井から、発想の羽を広げるため「入ったことない店に入れ」「初めてのことをしろ」と言われ、町の模型屋「矢島模型店」に行き着く。

 レイアウトが変わった矢島模型店だが、店主のやっさん(演:田中要次)と豊富な品揃えはそのままで、Twitterでは「矢島模型店お久しぶりです」など喜びの声が。店頭に、かつて“別のリコ”が作ったプラモデル「Figure-riseLABO 南ことり」がディスプレイされていたりと、随所に小ネタが仕込まれており、視聴者も「前作とちょいちょいリンクしてるの面白い」「前作で作ったプラモ出てくるの熱い」と反応していた。

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 「ユニコーンになりたい」リコが初めて作るプラモは「量産型ザク」ではなく「HGUC 1 / 144 ユニコーンガンダム」。リコが初めてランナーからパーツを切り離す音に、やっさんは「はじまりの音だ」と一言。「例外なく最初は全員初心者だ」「プラモデルは自由だ。何をしても自由だ。そうすることでオリジナリティーが生まれる」など、前作と同じく名言が飛び出し、「やっさんかっけぇ」「やっさんいい味出してるよね」「やっさんやっぱりいいキャラしてんなあ」と視聴者も歓喜。また、劇中の“プラモ作りの音”にも「このドラマ、音も良いんだよな」「ランナーから外す音とテンポがたまらん」「パチッて音やっぱり良いな」と喜びの声が寄せられた。

 初めてのプラモ作りに必死になりながら、パーツの細かさから生まれるディテールや豊富な可動域など、自らプラモの魅力を発見したリコに、やっさんは「君こそ“可能性の獣”かもしれないな」と一言。「可能性の獣」とは、原作アニメにも登場する、ユニコーンガンダムを象徴する言葉であり、“ユニコーンモード”から”デストロイモード”になる可能性を秘めたリコを指すかのようなセリフに、視聴者からは「可能性の獣をナチュラルに会話にぶっこんでくるのさすがだやっさん」「可能性の獣…良い響きや~」「まさか可能性の獣がでるなんて」と喜びと驚きの声が相次いだ。

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 今回は説明書通りにプラモを組み上げただけだが、それも「自由の中の選択肢」「説明書とは、いわば最短ルートが記された宝の地図」というやっさんの言葉に勇気づけられたリコは、ビジネス書を手に「説明書通りの量産型ではじめてみる」と仲間たちに宣言。今回もプラモ作りを通じて少しだけ大人になったリコの姿に刺激を受けたファンが多かったようで「これ見てるとプラモやりたくなる」「久しぶりにプラモ作ろかなぁ~」といった声も投稿されている。(編集部・入倉功一)

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