江口洋介、“逃亡者”二宮和也を追う警視役で20年ぶり月9レギュラー 10月期「ONE DAY」新キャスト発表
俳優の江口洋介が、二宮和也・中谷美紀・大沢たかおトリプル主演のフジテレビ系10月期月9ドラマ「ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～」に出演することが1日、同局より発表された。二宮ふんする逃亡犯を追う警視役を務める江口は、自身が主演した「東京ラブ・シネマ」（2003）以来、20年ぶりの月9レギュラー出演となる。あわせて、松本若菜、中川大志、中村アンの出演も明らかになった。
本作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの一日を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。銃殺事件の容疑をかけられる記憶喪失の男（二宮）、クリスマスディナーの準備に追われる孤高のシェフ・立葵時生（大沢）、銃殺事件の現場に直行する報道キャスター（中谷）の物語が並行して展開され、最後に運命の交錯を果たす。
今回発表された4人は、主に二宮ふんする逃亡犯を描く“逃亡編”に出演する。江口が演じるのは、警視庁組織犯罪対策部の管理官・蜜谷満作（みつたに・まんさく）。妻と二人の子供がいるが、家庭を顧みる余裕などなく、家族関係は冷え切っている。横浜にはびこる国際犯罪組織の撲滅に全てをささげてきたが、任務は未だ果たせず。ある日、警察上層部と国際犯罪組織の癒着疑惑が浮上したことで、蜜谷の捜査魂が再燃。クリスマスイブに黒幕を暴く千載一遇の好機が巡ってくる中、埠頭で銃殺事件が起き、蜜谷は記憶喪失の男・勝呂寺誠司（二宮）を追うことになる。
出演にあたり、江口は「3つのストーリーが交差する、クリスマスイブ1日の話を1クールかけて連ドラにするというかなりチャレンジングな企画で、今まで見たことがないドラマになるなと思いました。警視庁・組織犯罪対策部の管理官・蜜谷は、クリスマスイブに起きた銃殺事件を機に、二宮君演じる逃亡犯を追うことになると聞いています」とコメント。二宮との共演は、自身が主演したドラマ「涙をふいて」（2000）以来23年ぶりとなり「どんな展開になるか想像もつきませんが、二宮君との久しぶりの共演を楽しみにしています。人はたった一日で変わることができる！ 3つの謎と、愛と奇跡の物語がどんな展開になっていくのか、一緒に作品に関わっていくことが今から楽しみです」と再タッグに期待を寄せた。
その他、中川は横浜を拠点に各国の犯罪グループと手を組んで違法薬物の密輸＆密売を行う、国際犯罪組織の2代目ボス・笛花ミズキ（ふえはな・みずき）役を担当。松本はキャリアアップのためなら手段を選ばない刑事・狩宮カレン（かるみや・かれん）役、中村は逃走中の誠司の前に突如現れる謎の女・八幡柚杏（やはた・ゆあん）役を務める。中川は初の月9出演となり、3人共に二宮と初共演を果たす。（編集部・倉本拓弥）