『トランスフォーマー』最新作、役者の表情もキャラクターに反映!ミシェル・ヨーら豪華声優陣のアフレコ映像公開
『トランスフォーマー』実写映画シリーズ最新作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(8月4日全国公開)から、オスカー女優ミシェル・ヨーら本国声優陣のアフレコ収録の模様を捉えた特別映像が公開された。
【動画】ミシェル・ヨーのアフレコシーンも!『トランスフォーマー/ビースト覚醒』特別映像
新シリーズの幕開けを飾る本作は、オートボットのトランスフォーマーたちが、地球に潜んでいたビースト戦士(マクシマル)と共に、最強の敵・ユニクロンの脅威に立ち向かうアクション。メガホンを取ったスティーヴン・ケイプル・Jr監督は、日本でも“声優無法地帯”アニメとして知られる「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」のファンであり、本作でビースト戦士たちの初実写化に挑んだ。
ケイプル・Jr監督は、キャラクターと声優が一心同体となることを重要視しており「声優を選んだ基準は“演じる役と性格が似ているかどうか”だ」とこだわりを語る。その思惑を実現するべく、アフレコ収録では声優の顔にカメラを固定し、VFX チームがセリフを発する時の表情を捉え、アニメーターが声優の表情に合わせてキャラクターのアニメーションを調整するプロセス「フォーキャップ」(モーションキャプチャをもじった言葉)が採用された。
映像は、トランスフォーマーに声を当てる豪華オリジナル声優陣を紹介しながら、貴重なアフレコ収録の模様を映し出す。司令官オプティマスプライム役でピーター・カレンが続投したほか、主人公と心を通わせる新たなオートボット・ミラージュ声を、米人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」でも活躍したコメディアンのピート・デヴィッドソンが務める。
また、ユニクロンの遣いであるテラーコンのリーダー・スカージ役は「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、ビースト戦士を束ねるリーダー・オプティマスプライマル役は、『ヘルボーイ』でお馴染みのロン・パールマンが担当。マクシマルの偵察隊・エアレイザーは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーが声を当てている。
もちろん、アフレコ中のミシェルの表情も、エアレイザーに反映されている。ケイプル・Jr監督は「エアレイザーのルックを作成する際、ミシェル・ヨーのことを思い浮かべ、いかに彼女に威厳があるかということを考えていました。ミシェルの個性をより反映できるように、翼をよりエレガントに広げるようにしました」と振り返った。(編集部・倉本拓弥)