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堀内賢雄『シティーハンター』端役スタートから新作映画で重要キャラに「感無量です」

イベントに登壇した、木村昴、関智一、堀内賢雄、沢城みゆき、神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、山里亮太、こだま兼嗣総監
イベントに登壇した、木村昴、関智一、堀内賢雄、沢城みゆき、神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、山里亮太、こだま兼嗣総監

 声優の堀内賢雄が8日、TOHOシネマズ新宿で行われた映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』プレミア舞台あいさつ付き試写会に出席。神谷明が演じる冴羽リョウ(けものへんに「寮」)の育ての親・海原神の声を担当している堀内は、共演者から渋い演技を絶賛されると「なかなかいい感じに仕上がっていると思います」とまんざらでもない表情を浮かべていた。イベントには神谷明、伊倉一恵一龍斎春水沢城みゆき関智一木村昴山里亮太こだま兼嗣総監督も来場した。

冴羽リョウ役・神谷明登壇!『劇場版シティーハンター』舞台あいさつ【フォトギャラリー】

 本作は、1985年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、累計発行部数が5,000万部を突破する、北条司による人気コミックの劇場版第2弾。東京を舞台に、主人公である冴羽リョウの過去と、彼のパートナーであった槇村秀幸の死の核心に迫る物語が展開する。

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 堀内は「僕にとって、テレビアニメの第1シーズンで端役として作品に出させていただいたんです」と「シティーハンター」シリーズとの出会いを語ると「神谷さんのリョウを観て、いつの日かこんなに軽やかでシリアスな演技ができるのかと思っていたんです」と羨望の眼差しを向けていたという。

 それから長い年月が経過し、本作に堀内は、リョウの育ての親という重要な役として参加した。「声優として40数年が経ちましたが、一龍斎さんが『賢雄、声が低くなったね』と言ってくださるなど、自分を知ってくださっている先輩がいる場所でご一緒でき、感無量です」としみじみ語る。

 そんな堀内の発言に、新キャラクター・ピラルクー役で作品に参加した関は「原作ファンとしては、海原神が出てくるのを楽しみにしていたんです。とても重要な役を誰がやるんだろうと思っていたら、こんな面白い先輩がやると聞いて……」と堀内を見つめると「ものすごく格好良くて、イメージ以上でした。ぜひこの先も続けてもらいたい」とこだま総監督に懇願する。

 すると、関とコンビを組むエスパーダを演じた木村も大きく頷き「僕は世代的には大人になってから作品に触れたのですが、前作(『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』)も劇場で拝見していたので、まさか自分がこの世界に入れたことが光栄でした」と笑顔を見せる。

 さらに木村は「個人的な感想ですが、関さんと二人で新キャラを演じられたのは嬉しい。ここのコンビは長いですから」と語ると、「ドラえもん」でジャイアンとスネ夫を演じていることを連想させるようなやり取りを披露して会場を盛り上げていた。(磯部正和)

『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は9月8日より全国公開

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