重岡大毅、東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」映画化で映画単独初主演
重岡大毅(ジャニーズWEST)が、東野圭吾の長編小説を映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』(2024年新春公開)で、映画単独初主演を果たすことが発表された。
国内累計発行部数が1億部を突破した小説を映画化した本作は、登場人物が全員役者で、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間が舞台のサスペンス・エンターテインメント。メガホンを取るのは、『荒川アンダーザブリッジ』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』などの飯塚健監督。重岡は主人公・久我和幸にふんする。
オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を演じた重岡は「謎が何重にも張り巡らされて全く結末が予想できなくて、本当に最後の最後までどうなるか分からない」と作品をアピールした。
原作を約30年前に書いたという東野は「突拍子もない設定の物語だと自負しています。それを映像化しようと考える人がいるとは、当時は想像もしませんでした。果たしてうまくいくのだろうかと不安を覚えながら拝見しました。しかしそれは全く杞憂でした。これぞミステリ映画です」と作品の完成度に満足したと明かした。
あわせて公開された超ティザー&超特報映像では、重岡以外に7人の人物が登場するが、全員目元を赤い線で隠されている。さらに「事件(オーディション)が、始まる。」というキャッチコピーも添えられ、意味深な仕上がりになっている。(今井優)