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BE:FIRST、自身のドキュメンタリー映画に湧くそれぞれの思い

左からRYUHEI、LEO、SOTA、SHUNTO、JUNON、MANATO、RYOKI、オ・ユンドン監督
左からRYUHEI、LEO、SOTA、SHUNTO、JUNON、MANATO、RYOKI、オ・ユンドン監督

 7人組ダンス&ボーカルグループのBE:FIRSTが25日、都内で行われた映画『BE:the ONE』(公開中)の初日舞台あいさつに登壇し、初のライブドキュメンタリー映画に対する、それぞれの素直な思いを明かした。

【トークノーカット】舞台挨拶の様子

 当初、自分たちの映画が制作された時の感想についてMANATOの「うれしい」との表現を「薄い」と突っ込んでいたRYOKIだが「 (映画イベントに)7人で登壇するとは“いち俳優”としても思っていなかったので、すごく誇らしいです」と満足そうに笑うと、「この日が来るのは想像していたけど本当に登壇するんだ7人、へぇ~みたいな」と続け、MANATOが「そこの感動は薄いんだ」とツッコミ。結局、RYOKIもMANATOと同じくシンプルに「うれしい」にたどり着き、爆笑する一幕も。一方で、「パフォーマンスはもちろん、ダイナミックに撮影もしてもらって迫力満点に描いていただいているというのもそうなんですけど、一つの楽曲をパフォーマンスするまでのバックボーンだったりステージに立つまでの裏の僕たちの一人の人間としての魅力というものが詰まった状態でそのままパフォーマンスにつながって、しっかり満足以上のものを届けるというか。僕たち一人一人のアーティスト以前に人間であるという姿を見てもらったうえで感じ取ってもらえるものというのが映画に凝縮されているんじゃないかと思った」と真摯に本作の魅力を語った。

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 JUNONは「早い段階で初めてのワンマンライブの段階で、僕たちのライブの裏とかを大きな作品に記録していただけるのが嬉しいです。また数年後に観たとき、エモくなるんじゃないかなと思って嬉しかったです」と想像した。

 SHUNTOは制作が決まったとき、「えっ、映画? あの映画? ってなりました。うれしかったんですけど、どういう風に公開されるのかが全然わからなかったので、今(初日を迎えて)実感として受け取れてうれしいです」と喜んだ。また、当初はいつものYouTubeの撮影と勘違いしていたという裏話もはにかみながら告白していた。

 RYUHEIは「(撮影は)楽しみというのもありましたし、緊張するというか……」と明かしつつ、「あらためて自分たちのドキュメンタリーとしてライブの裏側にカメラがいたりとかすごく新鮮でしたし、また一つライブに向けて引き締まった緊張感を持てたというか、裏に入ってくれていたカメラマンさん含めてよりチーム一体として士気が上がったような気がしました」とライブへの熱量が高まったことを打ち明ける。

 LEOは「普段の光景過ぎてあまり映画と自分たちのギャップがない。音楽に対しては真剣に向き合っているし、メンバーやスタッフ同士は和気あいあいとしているし、そういうのが見れる作品になったと思います。BE:FIRSTというアーティストと、BE:FIRSTという人としてのいろんな部分が見れるんじゃないかな」とアピールした。

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 MANATOは、韓国で撮影した「Message -Acoustic Ver.-」について、「ギターをもらって自分たちで歌を入れ直すとなったときに、結構原曲と歌い方を変えているところがあって。僕とかは原曲のサビは地声でいっているところも、ギターだと目立ち過ぎかなと思っちゃったからファルセットで歌ったり。語尾の長さとかだったり。僕はそんなにテイク数かけていなかったんですけど、その場のフィーリングでもらったギターの音で感じたまま歌わせてもらった感じです。他の人も歌い方やラップのテイストを変えているので、原曲とは違う『Message』を楽しんでいただけたら」と観客の期待を煽った。

 最後にSOTAは「2年でホールツアーを回らせていただいて、最後は代々木(第一体育館)で着地することができました。まだアーティストとしては短い人生ですし、小さい一歩ではありますが、僕たちにとっては確実に最高で大切な一歩で、それをこういう形で残せたことを未来の自分たちが誇れるように、『伝説の始まりだね』って今後言われるように、これからもBE:FIRSTは頑張っていきたいと思うので、これからもよろしくお願いします」とファンに力強く約束した。

 本作は、2021年にオーディション番組で人気に火がつき、その後も快進撃を続ける彼らのライブパフォーマンスやその舞台裏、メンバーへのインタビューなどで構成。舞台挨拶には、キム・ハミンと共同でメガホンをとったオ・ユンドン監督も急きょ駆け付けた。(錦怜那)

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