ディズニー米国本社、生田絵梨花の歌声に「世界が驚く」!『ウィッシュ』劇中歌・世界29言語版の制作秘話
ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念した新作アニメーション映画『ウィッシュ』から、劇中歌「ウィッシュ~この願い~」のマルチランゲージ・クリップが公開された。世界29言語のヒロイン・アーシャの歌声が一つの楽曲となって収録されたこのクリップの制作においては、日本版声優を務めた生田絵梨花のパートが鍵になっていたのだという。
【動画】劇中歌「ウィッシュ~この願い~」のマルチランゲージ・クリップ
本国版でアーシャ役の声優を務めるアリアナ・デボーズが歌う英語版からスタートし、フランス語、ノルウェー語……と1フレーズずつ歌声が紡がれるこのクリップ。生田のパートは、アーシャが“願いの木”に向かって走りながら「空の星が呼ぶ方に 進もう 自分を信じて」と歌う、楽曲随一の盛り上がりを見せるラスサビ前の大サビの部分だ。なんと各パートを振り分ける際、最初に決まったのが、生田の歌う日本版だったのだという。
米国本社の担当者は「わたしが最初に選んだのはエリカのパートでした。彼女の声はとても美しい。世界中の人が彼女の美しい歌声を聴いて驚くでしょう!」と語り、生田の力強くも美しい歌声を大サビに選んだ理由を明かしている。
映画のテーマは、ディズニーが描き続けてきた“願いの力”。どんな願いも叶う魔法の王国ロサスを舞台に、王国の驚くべき真実を知ってしまった少女・アーシャが、魔法が使える願い星“スター”や相棒の子ヤギ・バレンティノと共に、王国の民たちの願いを取り戻すために立ち上がることになる。(編集部・市川遥)
映画『ウィッシュ』は12月15日より全国公開