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菅田将暉『きみセカ』劇場版に出演していた!竹内涼真と7年ぶり共演

「仮面ライダー」出身でもある二人 - 竹内涼真&菅田将暉
「仮面ライダー」出身でもある二人 - 竹内涼真&菅田将暉

 菅田将暉が7日、都内で行われた『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の公開記念舞台あいさつに出席。主題歌「谺(こだま)する」と合わせて、本編にも出演していることが発表された。この日は、主演の竹内涼真菅原伸太郎監督も来場した。(以下、映画のネタバレを含みます)

【画像】竹内涼真&菅田将暉、7年ぶり共演!ゴーレムと一緒に並ぶ

 本作は、謎の感染症により「ゴーレム」と呼ばれるゾンビに占拠された世界を舞台に、生存者たちのサバイバルを描くドラマ「君と世界が終わる日に」シリーズの完結編。主人公・間宮響(竹内)が、ワクチン開発の研究材料として連れ去られた娘を救うための最後の戦いに臨む。

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 菅田が演じたのは、板垣李光人演じる天城ジンの兄で、ワクチン開発の研究員でありながら、未開発ワクチンの治験によって半分ゴーレム化した天城レン。菅原監督は「話を転換する大事な役どころなので、意味がある人に出てもらいたいと思いました。Season1の主題歌(「星を仰ぐ」)もやっていただいたし、この作品に気持ちがある方がいいなと思ってダメもとでお願いしました」と経緯を明かす。

 竹内とは映画『帝一の國』(2017)以来の共演となった菅田は、「映画でご一緒できたこと、久々に涼真と共演できてうれしく思います。今までで一番難しい役でしたけどね。どうすればいいのかめちゃくちゃ難しかったです。でも楽しい時間になってうれしいです」と撮影を回顧。竹内は「びっくりしたんじゃないですか?」と観客に呼びかけつつ、「一緒に出演ができて感慨深いです」としみじみと語った。

 劇中、菅田は左半分にゴーレムメイクを施しており、竹内は「ほぼ顔が隠れていて片目しかなくて、うれしかったんだけど、なんとも言えない空気感。ちょっと誰だかわからないんですよ。久々だから小っ恥ずかしいという次元の問題ではない。うわ~、菅田く~ん! とは行けない。見た目があんなだから」とぶっちゃけると、菅田も「しゃあないよね」と笑った。

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 また、竹内は「めっちゃ楽しかった瞬間があった」とレンを刺すシーンを振り返り、「僕が彼の頭を刺すわけだけど、二人の絶妙な力の入れ具合と阿吽の呼吸がないと成立しないんですね。でもそれを全部打ち合わせすると、作りものっぽくなって生々しさが消えてしまうので、少ない言葉数を交わして本番をやったんです。僕はあの瞬間につながった感じがしました。うれしかったです」と吐露。菅田も「わかる。俺も危うく弟役の板垣くんよりこっち(竹内)に気持ちが行きそうになったから」と共感した。

 一方で、観客から「あんなにボコボコにされて、痛くなかったんですか?」と質問された菅田は「撮影した時は絞っていたから体重が軽かったけど、涼真は逆にデカかったから、最後めちゃめちゃ吹っ飛ばされて結構痛かった。大丈夫という顔はしたよ。(でも背中は)“だいじょばない”感じだった。痛かった」と嘆きの告白。しかし、竹内が「思い切りやるけど、その裏にはお互い信頼し合って優しさみたいなのもあるから、痛いんだけど痛いだけじゃない」と説明すると、菅田も「そうだね! ケガしないしね」と頷いていた。(錦怜那)

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