北山宏光、実写化「君が獣になる前に」で約3年ぶりの連ドラ主演!「今の自分にできる事を全力で」
昨年新たなスタートを切った北山宏光が、4月5日スタートのテレビ東京ドラマ24「君が獣になる前に」で約3年ぶりとなる連ドラ主演を務めることが明らかになった。
本作は、さの隆の人気漫画「君が獣になる前に」(講談社)を実写ドラマ化した、ヒトの“獣性”を問う戦慄のノワール・サスペンス。葬儀社の社員・ 神崎一(かんざき・はじめ)は、史上最悪のテロ事件をおこした幼なじみの若手人気女優・希堂琴音(きどうことね)のことを調べている途中、何者かに殺され、過去にタイムリープ。過去で、琴音の犯行を阻止しようと奔走する。北山が主人公の神崎を演じ、ドラマ「ただ離婚してないだけ」以来の再タッグとなる、『アンダー・ユア・ベッド』の安里麻里が監督・脚本を担当する。
北山は「個人としても新たなスタートを切り、役者としても新たなスタートなので、今の自分にできる事を全力で向き合いながら作っていきたいと思います」と意気込みを語り、「一度見てしまったら抜け出せない、かなりインパクトのある作品になると思います。是非とも最終話まで楽しんでください」とメッセージを送った。
また、原作者のさのも「神崎と琴音の物語を実写の魅力と共に味わえると思うと、原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております」とコメントを寄せている。(高橋理久)
北山、さの(原作者)、松本拓(プロデューサー)のコメント全文は以下の通り。
北山宏光(神崎一 役)
Q. 本作への主演オファーを受けた時の感想と、原作または台本を読んでみての感想をお聞かせください。
「ただ離婚してないだけ」のチームに再びお話をいただけた事がとても嬉しかったです。原作、台本を読んで、このチームだからこそ作れる世界観だと確信を持てました。そして個人としても新たなスタートを切り、役者としても新たなスタートなので、今の自分にできる事を全力で向き合いながら作っていきたいと思います。
Q. 撮影にあたっての意気込みをお聞かせください。
今まで積み重ねてきたものをこの作品で出し切れるように、監督やスタッフと話し合いながら丁寧にお芝居をしていけたらなと思っています。
Q. 放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
一度見てしまったら抜け出せない、かなりインパクトのある作品になると思います。
是非とも最終話まで楽しんでください。よろしくお願いします。
さの隆(原作者)
原作が「毒ガス」「テロ」といったセンシティブかつ攻めた内容だったので、ドラマ化と聞いた時には嬉しさ以上に驚きがありました。作品の実写化を引き受けていただいたキャストの皆様、制作陣の皆様には感謝の念が尽きません!
神崎と琴音の物語を実写の魅力と共に味わえると思うと、原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております。皆様にも迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら幸いです。
松本拓(プロデューサー)
私がテレビ東京に入社して約15年がたちますが、この間、様々な陰惨な事件が日本で起こりました。
そのような事件が起こると、その事象は伝えられても、結局犯人の本当の心の中はわからない。いつもどこかやるせない気持ちになります。
そして、歴史はまた繰り返されていきます。原作を読ませて頂いた時、この現代に対するメッセージ性を強く感じました。
人の「獣性」というものはどこから生まれるのか。いったい何が人を「獣」にするのか。
とても難しいテーマではありますが、今、この時代に挑戦するべき題材なのではないかと思い、映像化の企画を致しました。
抱えきれない悲しみと憎しみに対し、人はどうあるべきか。私自身もこのドラマを経て、一つの答えを見つけられればと思っています。
昨今のテレビドラマでは、まず見られないストーリーと演出になると思いますが、是非、最後まで見て頂けたら幸いです。
「ミリオンジョー」「ただ離婚してないだけ」を経て、北山さんとは今作が3作品目。初めてお仕事をご一緒してから、約5年の月日が経ち、役者として、また一味も二味も違った顔を見せて頂けることを楽しみにしています。
ご期待ください。