「仮面ライダーギーツ」簡秀吉、天然発揮で杢代和人ら翻弄 最後は観客にTTFC入会呼びかけ
簡秀吉と杢代和人が19日、都内で行われたVシネクスト『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』の完成披露舞台あいさつに登壇。簡は相変わらずの天然ぶりで杢代たちを翻弄した。この日は、佐藤瑠雅、星乃夢奈、並木彩華、萩谷慧悟(7ORDER)、松永有紗、碓井将大、坂本浩一監督も来場した。
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「仮面ライダーギーツ」は、勝者が理想の世界を叶えるゲーム「デザイアグランプリ」に参加した主人公・浮世英寿(簡)ら仮面ライダーたちが、生き残りをかけて戦った令和ライダーシリーズ第4作。本作では、英寿たちが、人類滅亡の元凶となる破壊神・ゴッドジャマトとの戦いを繰り広げる。
上映後に登壇した簡は「どうでしたか? 格好よかったですか?」と投げかけ、観客から盛大な拍手を受けると、一歩前に出て「ありがとうございます。簡秀吉だけに感無量です」と笑顔。続く杢代は「ダブル主演ということで」と切り出すも、簡が醸し出す微妙な雰囲気に「なんですか? ダブル主演でしょ?」と確認。簡の「そうです。主演の方ですよね?」という返答に会場が笑いに包まれるなか、杢代は「どういうことだよ。気まずくしないでよ」とツッコみながら「今回、吾妻道長がカギを握っているということで、僕の活躍をぜひ劇場で見ていただけたらなと思います。強化フォームの時の叫びはポイントです」とアピールしていた。
さらに、杢代は「僕もレギュラーキャストのみんなも成長したなという実感がわきました。撮影していて、ここをもっとこうしようとか向上心もあって、現場の雰囲気が明るくて楽しかったです」と振り返り、「僕は(坂本)監督のことが大好きなので、坂本さんと一緒に最後を作れて、うれしくて最高でした。僕自身、何度も観ているので、皆さんにも何度も観てほしいと思います」と呼びかけた。
簡は「ギーツの集大成ということで、キャスト・スタッフみんなで暑い中、気合いを入れて撮った作品です」と力を込めると、「僕は(共演者と撮影が)被ることがあまりなく、一人でやっていたので……。みんないいね」と恨み節を交えながら「でも、楽しい夏でした」と撮影を振り返った。
最後に杢代は、「仮面ライダーギーツ」について「最後の最後まで面白かったよと言っていただける作品になったと思います。最後のお別れですけど、これから先も『仮面ライダーギーツ』を好きでいてください」と観客にリクエスト。簡は「みんなで舞台に立てるのは、あと“数(すう)2回”くらいですか?」と天然な言い回しで笑いを誘い、「皆さんの心にずっと残り続ける『仮面ライダーギーツ』であるといいなと、ずっと思っています。ぜひTTFCに加入してください!」と最後は東映特撮ファンクラブを宣伝。笑いとツッコみが溢れる中、イベントは幕を閉じた。(錦怜那)
Vシネクスト『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』は3月8日から期間限定上映、Blu-ray&DVDは7月24日発売