ドラマ版「ハリー・ポッター」2026年配信へ
ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズ(全7巻)のドラマ版は、米ストリーミングサービスMaxで2026年の配信を目指しているという。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデイビッド・ザスラフCEOが投資家向けの収支報告の中で発表した。
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ワーナーが「10年にわたって続くシリーズ」と表現している今回のドラマ版は、ダニエル・ラドクリフらが出演した映画版からキャストを一新。本1冊を1シーズンかけて描き、少なくとも7シーズンが作られる予定とされている。
ザスラフによると、製作総指揮を務める原作者のJ・K・ローリングと数週間前にもロンドンで会合を持ったところなのだという。「われわれもJ・Kと彼女のチームも、このフランチャイズに再び息を吹き込むことに興奮しています。素晴らしい話し合いができ、この先に待ち受けるものが楽しみでなりません」と鼻息荒く語っている。
なお、昨年4月にドラマ化が正式発表された際には、ローリングは「わたしの小説の完全性を保とうと努めるMaxの姿勢は、わたしにとって重要なものです。長編テレビシリーズでしか描けない深みとディテールを持つ、新たな実写化に参加できることを楽しみにしています」と声明を出していた。
映画『ハリー・ポッター』は、第1弾『ハリー・ポッターと賢者の石』から第8弾『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで累計77億ドル(約1兆1,165億円・1ドル145円計算)を超える世界興行収入を稼ぎ出した大ヒットシリーズ。その前の時代を描く映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズも3作制作されている。(編集部・市川遥)