北山宏光「きみけも」タイムリープ巡る新事実に衝撃
北山宏光主演のテレビ東京系ドラマ「君が獣になる前に」(毎週金曜深夜24時12分~)の第2話が12日の深夜に放送され、北山演じる主人公・神崎一の幼なじみでテロリストに変貌した琴音(玉城ティナ)を巡る新事実のほか、物語のある設定に驚きの声が上がった(※一部ネタバレあり)。
さの隆の同名漫画に基づく本作は、666人の死傷者を出したテロ事件の真相を巡るサスペンス。初回は主人公・一の幼なじみで人気女優の琴音が地下街で毒ガステロを引き起こす地獄絵図から始まり、主人公がいきなり死亡→事件発生前にタイムリープするショッキングなラストが注目を浴びたが、第2話はテロの10日前にタイムリープ。事件に黒幕がいることを確信した一が琴音を守るため、彼女が抱えている秘密を解き明かすべく奔走するさまが描かれた。
~以下、第2話のネタバレを含みます~
初回では一が自身と同じく琴音の無実を信じる4人の人物(鳴海唯・吉村界人・高橋光臣・戸田菜穂)のもとへ導かれていたが、第2話ではタイムリープした一が彼らと思わぬ形で関わることに。その中で、琴音の後輩でトラブルに巻き込まれた新人女優・千田ミヤコ(豊島心桜)、“ビスケットルーム”など新事実が浮かび上がっていった。
初回と同様、目まぐるしい展開に「つぶやく暇がない」「見入ってしまう」と、一の行動をかたずをのんで見守る視聴者の緊迫の声が多く寄せられていたが、なかでも注目を浴びたのがタイムリープしたのが一だけではなかったという事実。琴音に接触する人物を探るべく琴音が向かったテレビ局に潜入しようとした一は、そこで前話で出会った4人の人物の一人である琴音の同期女優・宮ノ森真由(鳴海唯)と再会。前話の終盤、一は宮ノ森と共に“ガム女”(ベッキー)に射殺されていたことから、一はまさかの事態に驚愕。
この展開にSNSでは一と同じく驚きの声が上がり、「他の人もタイムリープしてるの?」「こっちもリープ」「まさか他にリープしている人が」「主人公だけじゃないパターンなのか!」「何人タイムリープしてるの?」など騒然となった。
緊迫の展開は変わらずだが、一の願いからしばらくの間二人で共に暮らすことになった琴音との日々は幼なじみというより恋人同士の雰囲気。二人で朝食をとるシーンは幸せそのもので、北山が優しい笑みでファンを魅了。「ミヤコちゃんだけは守りたい」と苦しい表情を浮かべる琴音を「絶対ダメだ、お前は俺のところにいればそれでいいんだ」と迷うことなく制する一のナイトぶりも注目を浴びたほか、恋人つなぎのシーンでは悲鳴が上がっていた。
ミヤコの秘密を握っている様子のジュンペイ(吉村界人)が地獄だという“ビスケットルーム”とは何なのか? 一のほかにタイムリープしているのは宮ノ森だけなのか? 新たな謎が次々と浮上している。(石川友里恵)