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「仮面ライダーガッチャード」ミナトと鏡花の“意外”な選択 熊木陸斗&福田沙紀が願う2人一緒の未来

“ミナ鏡”の幸せ2ショット! - 福田沙紀&熊木陸斗(写真:中村嘉昭)
“ミナ鏡”の幸せ2ショット! - 福田沙紀&熊木陸斗(写真:中村嘉昭)

 特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」最終回後の世界を描くVシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』。同作の予告編でファンをざわつかせたのが、ミナト&枝見鏡花の挙式だ。1年間かけて同役を務めた熊木陸斗(ミナト役)&福田沙紀(枝見鏡花役)がインタビューに応じ、シリーズ集大成を飾る本作での関係性の変化や、ミナト&鏡花のこれからの生活について語った。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

【動画】ミナト&鏡花の共同生活はどうなる?「仮面ライダーガッチャード」仲良し対談

 本作で描かれるのは、卒業式当日を迎えた主人公・一ノ瀬宝太郎(本島純政)や九堂りんね(松本麗世)たちの姿。突如、同じ時間が繰り返し流れ、宝太郎たちは、そのループから抜け出せなくなってしまう。

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実は元カレ・元カノ!ミナト&鏡花の裏設定

写真:中村嘉昭

Q:夏映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』のエンドロールでミナト&鏡花が手を繋いでいる姿は、多くのファンを驚かせました。お二人はその時から、二人が結ばれることはご存じでしたか?

熊木陸斗(以降、熊木):知らなかったです! 今回の台本を読んで、「鏡花さんにもらっていただけたんだ。ミナトよかったな」って思いました(笑)。

福田沙紀(以降、福田):はっきりとは明言されていなかったですが、一応元カレ&元カノという裏設定が、私が作品に入る時からありました。テレビシリーズで鏡花のラボで二人が久しぶりに会うシーンは、恋人同士じゃなくなった後、かなり久々に再会した感じでお芝居していました。なので、(ミナトの後輩)錫屋大輝がいた10年前は、現在進行形で付き合っていました。

Q:山口恭平監督とはミナト&鏡花の関係性について話し合いなどされましたか?

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熊木:監督とはあまりなかったかもしれません。どちらかといえば、福田さんとテレビシリーズで映っていない二人の部分をどういう風に成立させるか、話し合っていたと思います。

福田:鏡花は結婚をしなさそうなキャラクターだと思っていたので、ミナトと結婚する選択をしたのは意外でした。ただ、Vシネクストが製作されると聞いた時、プロデューサーさんからは「(黒鋼)スパナが鏡花から卒業します」と言われたんです。「どういった形で卒業するのかな? 本編にあったように、家出されちゃったりするのかな?」と考えていたのですが、結婚という形で卒業を描くことで、台本を読んだ時は驚きました。

ミナトの真っ直ぐなところに惹かれた

神父(中央)はスーツアクターの永徳が担当 - (C) 2025 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C) 2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

Q:挙式シーンでは、普段とは違うタキシード&ウェディングドレス姿での撮影となりました。

熊木:普段の鏡花は作業着姿なので、女性らしいドレス姿でシンプルに素敵だなという印象でした。きっと、ミナトもそう思っているだろうなという気持ちを、画面の向こうにもうまく伝わればなと思って演じています。

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福田:Vシネクストの最後の方に出てくるシーンではあるので、結婚式場なのですが、どこか卒業式みたいな雰囲気というか、「ガッチャードはここで終わるんだ」とこれまでの歩みを噛み締めながら撮影していました。

Q:神父役は、仮面ライダーガッチャードのスーツアクターである永徳さんが演じられています。

福田:永徳さんも1年間、仮面ライダーガッチャードとして走り抜けてきたので、なおさら卒業式感がありましたね。

熊木:参列席にもたくさん(知り合いが)いらっしゃったので、見るだけでちょっとウルっときました。また、永徳さんの顔を見ると「真面目に演じてくれるかな?」と少しニヤけてしまいました。(笑)

Q:ミナト&鏡花として見た、お互いの好きなところは?

熊木:ミナトは、生徒を守るために一人で飛び込んでいったりとか勇敢に見えますが、意外とそうではなく、どちらかというと女々しさがすごくあるんです。だからこそ、鏡花のような背中を押してくれる人に惹かれるし、それが彼女の魅力なのではないかなと思っています。

福田:完全に腐れ縁だと思っていました。一度別れを選んだ二人なのに、ああいった形でまた再会して付き合ったからこそ、お互いがどういったことを考えているかがきっとわかるし、それが一つのきっかけになり、結婚に至ったのかなと思います。鏡花は、ミナトの真っ直ぐなところに惹かれたんじゃないかなって思いますね。すごく真面目だし、真面目すぎるがゆえに心配になっちゃう。そんな存在だったと思います。お互いがしんどい時とか、何かあった時に、気づいたら近くにいる存在っているじゃないですか。きっと二人は、そういう関係性でもあったんだろうなと思います。

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お互いにないところを埋め合える

写真:中村嘉昭

Q:お二人が想像する、ミナト&鏡花のこれからの生活は?

福田:(ミナトが)ご飯とか作ってくれそう。

熊木:そんな気がします。家事はミナトがやりそう。

福田:「また靴下裏返したままだよ~」とか言いながら(笑)でも、ちゃんと洗濯してくれそうな感じがしますよね。良い意味で、お互いにないところを埋め合える関係性なんじゃないかな。でも、絶対楽しそう! 鏡花はムードメーカーで、絶対ミナトのことを振り回してそうです(笑)

Q:(熊木さんへ)特撮ドラマを1年間経験して、役者として学んだことは?

熊木:1年間、同じ役について考え続けるってことはなかなかないので、収穫はたくさんありました。始まった時は、(キャラクターについて)ある程度自分の中で決めたもので、その後は1年間かけて作っていこうという意識だったのですが、他の作品の撮影現場を経験して、それをもっと凝縮させないといけないという考えになり、作品に対してのスピード感がすごく変わったなっていうのを、終わってみてから感じています。

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Q:(福田さんへ)「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」以来2度目の特撮ドラマ出演となりましたが、念願だった「仮面ライダー」シリーズの撮影現場はいかがでしたか?

福田:夢のようでした。撮影現場に行くことが楽しかったですし、朝早い時間からの撮影でも、毎日ワクワクしていたので、起きることが楽しみになっていました。大好きな「仮面ライダー」シリーズだからこそ、欲も大きくなるといいますか、キャラクターについてたくさん悩んだ時間もありましたが、とにかく毎日が幸せで、みんなに会えることも楽しみでしたし、特撮部分の撮影を見ている間も本当に楽しかったですし、本当に幸せな日々でした。それが終わってしまったのは寂しいですし、これからも「ガッチャード」の世界が続いてほしいという願いは、とても強く思っています。

Vシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』は期間限定上映中、Blu-ray&DVDは6月11日(水)発売

Vシネ『仮面ライダーガッチャード』ミナト&鏡花のスペシャル対談!熊木陸斗x福田沙紀、二人の幸せ生活を大胆予想 » 動画の詳細
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