助演男優賞ノミネート
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バーカッド・アブディ『キャプテン・フィリップス』
- 1985年4月10日生まれ
- ソマリア・バナディール州出身
イエメンで育ち、14歳で家族と共にアメリカに移住。ミネソタ州立大学ムーアヘッド校で学ぶ。リムジンの運転手やディスクジョッキーとして働き、『キャプテン・フィリップス』で俳優デビューを飾った。これまで複数のミュージックビデオを監督しているほか、映画監督にも進出。『キャプテン・フィリップス』の演技で全米映画俳優組合賞、ゴールデン・グローブ賞などにノミネートされ、アカデミー賞でもうれしい初候補となった。
主な出演作 -
ブラッドリー・クーパー『アメリカン・ハッスル』
- 1975年1月5日生まれ
- アメリカ・ペンシルベニア州生まれ
大学卒業後、アクターズスタジオで演技を学ぶ。テレビドラマ「SEX AND THE CITY」のゲスト出演で俳優デビュー後、「エイリアス/2重スパイの女」「キッチン・コンフィデンシャル」などテレビドラマで知名度を得る。異例の大ヒットとなった『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でブレイクし、本作はシリーズ化された。『世界にひとつのプレイブック』で第85回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、今回は同監督作で2年連続の同賞候補となる。
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マイケル・ファスベンダー『それでも夜は明ける』
- 1977年4月2日生まれ
- ドイツ・ハイデルベルク出身
演劇学校で学んだ後、テレビシリーズ「バンド・オブ・ブラザース」で注目を浴び、『300〈スリーハンドレッド〉』で映画デビュー。以後、インディペンデント作品で着実にキャリアを重ね、近年は『イングロリアス・バスターズ』や『X-MEN』シリーズ、『プロメテウス』などの大作で主要な役を演じて存在感を示す。『SHAME -シェイム-』でベネチア国際映画祭男優賞を受賞。アカデミー賞では初のノミネーションで、受賞の可能性は十分ある。
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ジョナ・ヒル『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
- 1983年12月20日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
ニューヨークで演技を学び、バーで自作の一人芝居をしていたところ関係者に勧められてオーディションを受け、『ハッカビーズ』で映画デビュー。『40歳の童貞男』などコメディー作品で実力を発揮し、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』でブレイク。『ヒックとドラゴン』ほか声優としても活躍。第84回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた『マネーボール』に続き、今回は2度目のノミネーションでサプライズ受賞となるか?
主な出演作-
21ジャンプストリート(2012)
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012)
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マネーボール(2011)
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007)
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ジャレッド・レトー『ダラス・バイヤーズクラブ』
- 1971年12月26日生まれ
- アメリカ・ルイジアナ州出身
絵画や演技を学び、テレビドラマへの出演を経て、『キルトに綴る愛』で映画デビュー。以後、『シン・レッド・ライン』『17歳のカルテ』『アレキサンダー』 など話題作にコンスタントに出演。『レクイエム・フォ―・ドリーム』では麻薬で破滅する青年を熱演し、強烈な印象を残す。ミュージシャンとしても活躍中。アカデミー賞にノミネートされたのは初で、ゴールデン・グローブ賞受賞が追い風となり、頭一つリードしている印象だ。
主な出演作-
ミスター・ノーバディ(2009)
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アレキサンダー(2004)
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レクイエム・フォ―・ドリーム(2000)
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ファイト・クラブ(1999)