助演女優賞ノミネート
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サリー・ホーキンス『ブルージャスミン』
Courtesy of Sony Pictures Classics / Jessica Miglio- 1976年4月27日生まれ
- イギリス・ロンドン出身
児童文学作家とイラストレーターの両親の下で育つ。王立演劇学校を卒業後はイギリスの舞台やテレビを中心に活動し、マイク・リー監督の『ハッピー・ゴー・ラッキー』で、第58回ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)と第66回ゴールデン・グローブ賞(コメディー / ミュージカル部門)をW受賞。巨匠ウディ・アレン監督とは『ウディ・アレンの 夢と犯罪』以来2度目となるタッグで、初のアカデミー賞候補となった幸運な実力派女優の腕の見せどころだ。
主な出演作-
GODZILLA(2014)
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わたしを離さないで(2010)
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17歳の肖像(2009)
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ウディ・アレンの 夢と犯罪(2007)
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ジェニファー・ローレンス『アメリカン・ハッスル』
- 1990年8月15日生まれ
- アメリカ・ケンタッキー州ルイビル出身
幼少時よりショービジネスの世界に興味を持ち、14歳で芸能界デビュー。『あの日、欲望の大地で』で第65回ベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を獲得。『ウィンターズ・ボーン』での確かな演技力が高く評価され、第83回アカデミー賞で初の主演女優賞にノミネートされる。そして『世界にひとつのプレイブック』で第85回アカデミー賞主演女優賞を受賞。今最も勢いのある若手トップスターに注目。
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ルピタ・ニョンゴ『それでも夜は明ける』
- 1983年生まれ
- メキシコ・メキシコシティ出身
メキシコで生まれ、ケニアで育つ。ハンプシャー大学で映画や演劇について学び、その後、名門イェール大学演劇科を卒業。女優としてのスタートはケニアのテレビシリーズ「Shuga(原題)」への出演で、アフリカの国々で放映され人気を得る。『ナイロビの蜂』や『その名にちなんで』では映画スタッフとして参加。映画初出演作でいきなりオスカー候補に躍り出た、異色の経歴を持つ新人スターがどこまで健闘するかに注目だ。
主な出演作-
ノンストップ(原題)/ Non-Stop(2014)
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それでも夜は明ける(2013)
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Shuga(原題)(2009-2012)
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イースト・リバー(原題)/ East River(2008)
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ジュリア・ロバーツ『8月の家族たち』
Courtesy of The Weinstein Company / Claire Folger- 1967年10月28日生まれ
- アメリカ・ジョージア州アトランタ出身
両親が演劇学校を営んでおり、幼い頃より芝居に興味を示す。兄や姉やめいも俳優で、彼女自身も『ブラッド・レッド/復讐の銃弾』で銀幕デビューを飾る。当たり役の『プリティ・ウーマン』で一躍トップスターへと上り詰め、『マグノリアの花たち』では第62回アカデミー賞助演女優賞候補に。すでに『エリン・ブロコビッチ』で第73回アカデミー賞主演女優賞を手にしている大物女優が今回の賞レースにどう絡んでくるのかが楽しみだ。
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ジューン・スキッブ『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
- 1929年11月6日生まれ
- アメリカ・イリノイ州バンダリア出身
1920年代にサイレント映画のピアニストをしていた母親を持つ。セントルイスの劇場で初めて舞台に立ち、その後はオフ・ブロードウェイ、そして本場ブロードウェイにも進出。『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』や『アバウト・シュミット』などの映画で名脇役として活躍するベテラン女優。これまで一度もアカデミー賞から声が掛かったことがなく、84歳にしてようやく手にした助演女優賞ノミネートだけにぜひオスカーを手にしたいところだ。
主な出演作-
デッド or キル(2012)
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ムースポート(2004)
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アバウト・シュミット(2002)
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ジョー・ブラックをよろしく(1998)