主演男優賞ノミネート
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クリスチャン・ベイル『アメリカン・ハッスル』
- 1974年1月30日生まれ
- イギリス・ウェールズ出身
幼い頃から演技を学び、『太陽の帝国』で主役に選ばれ、注目される。堅実に出演作を重ね、『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』などのブルース・ウェイン役、『ターミネーター4』のジョン・コナー役など話題作に主演。『マシニスト』や第83回アカデミー賞助演男優賞を受賞した『ザ・ファイター』の極端な痩身など、ストイックな役づくりも有名だ。相性の良いデヴィッド・O・ラッセル監督作で、2度目のオスカー受賞となるか?
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ブルース・ダーン『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
- 1936年6月4日生まれ
- アメリカ・イリノイ州出身
大学時代は陸上競技の選手として活躍し、オリンピックの代表選考にも残った。その後、俳優を目指して大学を中退し、演技を学ぶ。1960年『荒れ狂う河』で映画デビュー。『11人のカウボーイ』など個性派俳優として数多くの作品に出演。『栄光の季節』でベルリン国際映画祭男優賞を受賞、本作ではカンヌ国際映画祭男優賞を受賞している。今回は1978年の『帰郷』でアカデミー賞候補となって以来のノミネートで、受賞の可能性は十分にある。
主な出演作-
ラストマン・スタンディング(1996)
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帰郷(1978)
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ヒッチコックの ファミリー・プロット(1976)
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サイレント・ランニング(1972)
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レオナルド・ディカプリオ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
- 1974年11月11日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
子役としてCMやテレビシリーズ「愉快なシーバー家」などに出演。『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、注目を浴びる。『ロミオ&ジュリエット』でベルリン国際映画祭男優賞を受賞し、『タイタニック』で世界的にブレイク。近年はプロデューサーとしても活躍。アカデミー賞では『アビエイター』『ブラッド・ダイヤモンド』に続き、4度目の候補。ゴールデン・グローブ賞受賞を経て、悲願の受賞を狙う。
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キウェテル・イジョフォー『それでも夜は明ける』
- 1977年7月10日生まれ
- イギリス・ロンドン出身
13歳で演技の勉強を始め、小劇場で経験を積み、現在では数々の賞に輝くロンドン演劇界で重要な存在となっている。映画デビューは1997年の『アミスタッド』。『堕天使のパスポート』で人気を博し、英国インディペンデント・フィルム・アワード最優秀男優賞のほか多くの賞を受賞。以後は『ラブ・アクチュアリー』『メリンダとメリンダ』などイギリス国内外の映画で活躍している。初のアカデミー賞ノミネートで、強豪を抑えての受賞となるか。
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マシュー・マコノヒー『ダラス・バイヤーズクラブ』
- 1969年11月4日生まれ
- アメリカ・テキサス州出身
学生時代は法曹界に進もうと考えていたが、1991年に役者としてのキャリアを開始。1996年『評決のとき』の主演に抜てきされ、以後は『コンタクト』『U-571』など大作が続く。ルックスの良さから瞬く間にスターになるが、近年は特に演技が絶賛されており、『リンカーン弁護士』以降、『マジック・マイク』『ペーパーボーイ 真夏の引力』『MUD -マッド-』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で気を吐いている。初のアカデミー賞ノミネートは、ゴールデン・グローブ賞受賞で勢いに乗る!
主な出演作-
マジック・マイク(2012)
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リンカーン弁護士(2011)
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アミスタッド(1997)
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評決のとき(1996)