今年のエミー賞戦線、もっともHOTなスターは誰?~次期ボンド候補からラブラブなあの二人まで(3/4)
海外ドラマスペシャル
天才クリエイターお気に入りのミューズたち
古今東西の才能あるクリエイターには、インスピレーションを得られるミューズとなる女優がつきものだ。今年のエミー賞で言えば、ライアン・マーフィー製作の「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」と「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」の両方で候補に挙がっているサラ・ポールソン。前者ではO・J・シンプソンを糾弾する検察側のエースを、後者ではドラッグ中毒の幽霊(!)を演じる彼女は、聖女から悪女まで幅広く演じ分ける実力派で、今やマーフィー作品には欠かせない存在だ。また、デヴィッド・フィンチャー監督が製作する「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で鉄の女クレアを演じて絶賛されているロビン・ライトも、大ヒット映画『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)に続いてのフィンチャー作品出演となり、巨匠に一目置かれる存在であることが分かる。
<エミー賞ノミネート対象>
サラ・ポールソン「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門助演女優賞
ロビン・ライト「ハウス・オブ・カード 野望の階段」ドラマシリーズ部門主演女優賞
>次ページは「プライベートでもカップルになった2人」編