薫の初恋が見どころの1つとして描かれている『タイヨウのうた』には、ベタながら誰もが共感すること間違いなしの“胸キュン”シーンが盛りだくさんです。今恋愛真っ盛りな人も、かつて淡い恋を経験済みの人も、ぜひ映画を観て恋のドキドキ感を体感してみてください!
(C) 2006「タイヨウのうた」フィルムパートナーズ |
普通の子たちのように友だちと遊ぶことができない薫にも、親友と呼べる友だちがたった1人います。 |
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色素性乾皮症(XP)の主人公薫は、太陽の光を避けるために昼夜逆転した生活を送っています。そんな薫は、毎日朝日が昇るギリギリまで部屋の窓から外の景色を見ています。その視線の先には……。そうです、片思いの彼がいるんです。ただただ見つめ続け、「あの人の名前は? 一体どんな人なの?」と想像する毎日。まさに片思いの醍醐味が詰まっているシーンです。特にこのときの薫の表情がいい!
胸の高鳴りが聞こえてきそうなほど切ない表情と、どこか憂いを漂わすたたずまい。恋しちゃっている女の子はきれいですね。 |
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(C) 2006「タイヨウのうた」フィルムパートナーズ |
ちょくちょく薫の家に遊びに来ては、冷蔵庫にある食べ物をつまんでいく美咲です。美咲は薫が恋をしたことがうれしくてたまらず、全力投球で恋のサポート活動を開始。薫の好きな男子が同じ高校の生徒だと分かると、名前や靴箱など、彼のすべてを調べ上げます。中でも1番ナイスな行動は、学校にいけない薫のために8ミリカメラを使ってあることをしてしまうんです。
それ、やり過ぎだよ! とつっこみたくもなりますが、恋のキューピットと化した美咲の勢いは誰にも止められません。こんな頼りになる親友ほしい! |