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ゴスフォード・パーク (2001):映画短評

ゴスフォード・パーク (2001)

10月26日公開 137分

ゴスフォード・パーク
平沢 薫

「ダウントン・アビー」はここから生まれた

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 本作の脚本家は、人気TVシリーズ「ダウントン・アビー」のクリエイター&脚本家ジュリアン・フェロウズ。彼が本作のスピンオフを構想したところから生まれたのが「ダウントン・アビー」なのだ。こちらもTVシリーズ同様、舞台は貴族の館、階上の高貴な人々にも彼らなりの苦労があり、階下の召使たちにも彼らなりの自負があり、そこで行われる儀式のような日常作法の描写は経験者が監修したリアルなもの。出演者もマギー・スミスと、TVでは彼女の執事役のジェレミー・スウィフトが共通。ただし、映像はかなり抑えた色調で空気の湿度も高い。ヘレン・ミレン、マイケル・ガンボン、デレク・ジャコビら英国のベテラン名優陣の共演も見もの。

この短評にはネタバレを含んでいます
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