シムソンズ (2006):映画短評
シムソンズ (2006)やっぱり大泉洋には、スポ根がよく似合う!
「ノーサイド・ゲーム」の君嶋部長から遡ること、13年前。カーリング・コーチに扮した大泉洋がワンチームを目指した、実話ベースの青春映画。次回作で『キサラギ』を手掛ける佐藤祐市監督は、星野源や本作にも出演の田中圭も参加のドラマ版「WATER BOYS」のチーフ演出。それだけに、コミカルな味付けの王道スポ根ドラマとしては、恐ろしいぐらいの安定感。ジュディマリの楽曲も流れ、北海道常呂町のご当地映画の趣もありながら、大きな肝となるのは、コメディエンヌとしての魅力が爆発する加藤ローサら、4人のヒロインの眩しいほどのキラキラ感。細かいことは気にせず、彼女たちと大泉の掛け合いを楽しむのがベター!
この短評にはネタバレを含んでいます