マイ・マザー (2009):作品情報
マイ・マザー (2009)見どころ
『わたしはロランス』で注目を浴びたカナダのケベック出身の新鋭、グザヴィエ・ドランの監督デビュー作にあたるドラマ。母親と2人で暮らす少年が、彼女を愛しながらもその存在を拒否してしまう複雑な感情に悩まされながらも成長する姿を見つめる。グザヴィエが監督と脚本のほか、主人公の少年ユベールを好演してハイティーン特有のいら立ちを見事に体現。親との愛憎という普遍的テーマを鮮烈なタッチで描破し、観る者に言いようのない後味を与える彼の手腕に感嘆してしまう。
あらすじ
ケベックにある、何の変哲もない町に暮らす17歳の少年ユベール・ミネリ(グザヴィエ・ドラン)。ほかの若者たちと変わらない普通の青春を過ごす彼だったが、二人暮らしを送っている母親との関係に悩んでいた。センスのないセーターや、度重なる小言など、彼女の全てが気に障り、その愛憎が入り混じった感情に振り回されていく。そんな中、ユベールは幼少時代からなじみのある風景で、セント・ローレンス川沿いの土手に座っている母親を見つけたのを機に、ある決意を固める。
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キャスト
スタッフ
- 監督・脚本
映画詳細データ
- 英題
- I KILLED MY MOTHER
- 製作国
- カナダ
- 配給
-
- ピクチャーズデプト
- 技術
- カラー/モノクロ
- リンク
- 公式サイト