祭の馬 (2013):作品情報
祭の馬 (2013)見どころ
東日本大震災を生き延びた牡馬をめぐるドキュメンタリー。福島県南相馬市で東日本大震災による津波から生還するも、その際に局部にけがをして腫れたままになった元競走馬ミラーズクエストがたどる数奇な運命を追い掛けていく。メガホンを取るのは、『311』『相馬看花(そうまかんか) -第一部 奪われた土地の記憶-』などで国内外からの注目を浴びる映像作家、松林要樹。苦難を乗り越えてたくましく生きるミラーズクエストの姿に目を見張らされるが、放射能汚染のレッテルを貼られた馬の置かれた境遇が苦い余韻を残す。
あらすじ
4戦0勝、獲得賞金0円という成績しか出せずに引退した競走馬ミラーズクエスト。福島県南相馬市で余生を送ることになるが、東日本大震災が発生。馬房ごと津波に流されて奇跡的生還を果たしたが、そのときに負ったけがから局部にばい菌が入って大きく腫れたままになってしまう。放射能汚染地域のほかの馬たちと共に同市にある馬事公苑に避難させられ、さらに一時受け入れを申し出た北海道日高町へ向かう。それからおよそ4か月後に南相馬市に戻ったミラーズクエストは、神事である相馬野馬追に参加することになるが……。
映画短評
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 製作
-
- 3JoMa Film
- ドキュメンタリージャパン
- 東風
- 配給
-
- 東風
- 技術
- カラー/HD
- (シアター・イメージフォーラム ほか)
- リンク
- 公式サイト