ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー (2014):映画短評
ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー (2014)どんな手段を使っても見逃してはならぬ!
パロディ作『ミート・ザ・フィーブルズ』に負けじと、本家がメタをやり遂げた前作だったが、前作のラストカットから繋がるナンバーで「前作より劣るけど、『トイ・ストーリー4』ができるまでに~」と歌うなど、今回も「アリ・G」を生んだ監督ならではの悪ノリ全開。名曲揃いのミュージカルナンバーに乗せ、マペットたちが“限りなくイルザ”な女看守ら、狂った人間とボケ倒す。単なるダジャレのためにクリストフ・ヴァルツがワルツを舞い、レイ・リオッタとダニー・トレホが「コーラスライン」を歌って踊ったりと、完全に“大きなお友達”向け。オンデマンド同時配信という時代の流れは寂しくもあるが、カメオ目的でも一見の価値アリ!
この短評にはネタバレを含んでいます