ルック・オブ・サイレンス (2014):作品情報
ルック・オブ・サイレンス (2014)見どころ
インドネシアで起きた大量虐殺の加害者たちを追った『アクト・オブ・キリング』のジョシュア・オッペンハイマーが、今度は被害者にスポットを当てたドキュメンタリー。兄を無残に殺された男が視力検査を装いながら、加害者たちと対峙(たいじ)する姿を追う。製作総指揮には『緑のアリが夢見るところ』などのヴェルナー・ヘルツォーク監督ら、『アクト・オブ・キリング』のメンバーが集結する。虐殺の加害者と被害者が向き合うことによって浮かび上がる責任なき悪に、考えさせられる。
あらすじ
1960年代のインドネシアで秘密裏に行われ、およそ100万人もの命が奪われた大量虐殺。眼鏡技師の青年アディさんは、自分が生まれる前に兄が惨殺されたことを知り、さらに加害者たちがインタビュー映像でその模様を喜々として語る姿にショックを受ける。加害者たちがどのような思いで殺りくに手を染めたのか、そして罪を犯したことを自覚させたいと考えたアディさんは、ジョシュア・オッペンハイマー監督と一緒に彼らと会うことを決意。視力検査を行いながら、加害者たちからさまざまな言葉や真実を引き出そうとするが……。
映画短評
3件
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スタッフ
- 製作総指揮
- 製作・監督
- 撮影
映画詳細データ
- 英題
- THE LOOK OF SILENCE
- 製作国
- デンマーク/インドネシア/ノルウェー/フィンランド/イギリス
- 日本語字幕
- 岩辺いずみ
- 配給
-
- トランスフォーマー
- 技術
- カラー/DCP/5.1ch/ビスタサイズ
- (シアター・イメージフォーラムほか)
- リンク
- 公式サイト