スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット (2017):映画短評
スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット (2017)一作目のスピリットがついに、ついに甦る!
尻すぼんでしまった実写の2、3作目以上に、自由度が増したアニメーションの前作は楽しめたが、今回はそれを上回る面白さ。
広大な砂漠で無数のバグを相手にトゥルーパーたちが死闘を演じる、シリーズの原点というべき、そんなスペクタクルの1作目以来の再現がファンには嬉しい。1作目のヒロイン、ディジーを再登場させるヒネッたアイデアも巧い。そのディジーを、かなりセクシーに見せている点も妙味。
ドラマの核となる落ちこぼれ小隊の奮闘は、シリーズのファンならずとも魅了される要素。率いるは、もちろんシリーズの英雄ジョニー・リコだ。そんな点にも作り手の1作目への愛情が2~4作目以上に強く感じられる。
この短評にはネタバレを含んでいます