朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密 (2017):映画短評
朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密 (2017)伝奇ホラー的ムードたっぷりの韓流時代劇ミステリー
朝鮮王朝時代を舞台に、お調子者で女好きの名探偵キム・ミンとおバカな相棒ソビルの活躍を描いた時代劇ミステリー・シリーズの第3弾。今回は2人がヴァンパイア騒動の真相へと迫る。
ノリとしては「シャーロック・ホームズ×ロール&ハーディ×ドラゴンvs7人の吸血鬼」といったところか。幻想的でスタイリッシュな伝奇ホラー的ムードはたっぷりだし、ワイヤー・ワークを駆使したカンフー・アクションも盛り込まれている。スラップスティックなギャグのセンスも抜群。この種のアジア時代劇の常として、時代考証なんかはかなり適当だけど、まあ、そこも含めて気軽に楽しめる痛快な娯楽映画である。
この短評にはネタバレを含んでいます