マガディーラ 勇者転生 (2009):映画短評
マガディーラ 勇者転生 (2009)『バーフバリ』の原点と聞いたら、見たくなるよね
ロングラン中の『バーフバリ』より6年前にS.S.ラージャマウリ監督が作った作品だから、かなり似たテイスト。17世紀に非業の死を遂げた伝説の戦士と姫がバイクレーサーと女子大生として現代に蘇り、再び茨の道を歩む展開に痛快アクションや華麗なダンス、胸キュンなファンタジー・ラブが盛り込まれ、全編これインド! ダンスにはしかもヒップホップ的なノリも加わり、今どきっぽい。戦士とレーサーの二役を演じた甘いマスク&マッチョ体型のラーム・チャランは初めて見たが、ダンスが滅法うまい。しかも劇画っぽいアクションも楽々こなしていて、冒険活劇のヒーローにふさわしい俳優だ。
この短評にはネタバレを含んでいます