プライマル・レイジ (2018):映画短評
プライマル・レイジ (2018)'80年代テイスト溢れるスプラッター描写も見どころ
なるほど、いかにも特殊メイクアップマンが作ったクリーチャー映画という感じだ。森の奥深くに棲息するインディアン伝説のモンスターが、次々と田舎のレッドネックたちを惨殺。そんな怪物に狙われたドライブ中の若い夫婦による決死のサバイバルが描かれる。
弓矢を使って人間をハントする狩猟系モンスターは、さながらプレデターとゴリラを足して割ったような感じ。全体的にいまひとつスリルや恐怖に欠ける気はするが、ジョン・ブアマンの『脱出』を彷彿とさせるビジュアルは悪くないし、特殊メイクを駆使した’80年代テイスト溢れるスプラッター描写もなかなか。ちょっとした拾い物のB級ホラーである。
この短評にはネタバレを含んでいます