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シー・ラヴズ・ミー (2016):映画短評

シー・ラヴズ・ミー (2016)

2019年4月19日公開 133分

シー・ラヴズ・ミー
(C) Joan Marcus
山縣みどり

真実の愛は身近? 職場恋愛あるあるミュージカル。

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

E・ルビッチ監督作『桃色の店』とメグ・ライアンが超絶キュートだった『ユー・ガット・メール』の原点は、オールドファッションだけど普遍性があるミュージカルとわかる。香水店で働く7人それぞれの個性も際立っていて、彼らの物語にすぐに魅了された。ダンスも歌も衣装も素晴らしく、特に舞台セットが印象的。トニー賞受賞女優ローラ・ベナンティの美しいソプラノとJ・クラコウスキーのコメディエンヌぶり(ダンスも絶品!)、そして歌唱力にも定評あるZ・リーヴァイの自信あふれるパフォーマンスと見どころたっぷり。脇を締める役者陣も見せ場を心得ていて、ブロードウェイの底力に圧倒された。

この短評にはネタバレを含んでいます
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