ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚 (2018):映画短評
ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚 (2018)『スターウォーズ』からジブリまでパクりまくり!
これはいろんな意味で凄いぞ!あのレニー・ハーリン監督が中国へ出稼ぎに行って撮ったファンタジー・アドベンチャー。人間と妖怪と魔法とロボットが混在する、スチーム・パンクに味付けされた中華版レトロフューチャーな世界を舞台に、フォースならぬイエンジアの修業を積む若者が、仲間と共に世界を救うため大活躍する。『スターウォーズ』に『ロード・オブ・ザ・リング』、マーベルにジブリと、これみよがしなパクリの総合デパートぶりに大爆笑。大金をつぎ込んだ豪華絢爛なセットや衣装と、アニメ感丸出しな’90年代風CGのアンバランスがまた珍妙。この軽薄短小な成金感がクセになる。中国では大コケしたらしいが、一見の価値はあり。
この短評にはネタバレを含んでいます