劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~ (2020):映画短評
劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~ (2020)映画ファンのハートもファンファンさせる!?
“実写版「プリキュア」”なテイストがバカ受けしながら、3作目にして、ようやく映画化された三池崇史総監督の「ガールズ×戦士シリーズ」。『ヤッターマン』同様、通常営業なエピソードで始まり、次作予告で幕を閉じる構成で、前2作「ミラちゅー」「マジマジョ」のおさらいアリ、現在Girls2として活動する元メンが登場アリと、マニアのツボはしっかり! 見せ場は“ゼブラクイーン夫”が演じる映画監督・黒沢ピヨシと、リアルかつ狂暴化したマスコットキャラ・くまちぃ(声:本田翼)の暴走劇。中毒性がある程よいユルさや狂った演出は、同じ日曜朝に放送されていた「東映不思議コメディシリーズ」を思い起こさせる。
この短評にはネタバレを含んでいます