インビジブル・シングス 未知なる能力 (2018):映画短評
インビジブル・シングス 未知なる能力 (2018)ドイツ発のキッズ向けスーパーヒーロー映画
学校でも家庭でも透明人間のように存在感の薄い孤独な少女スーが、天才科学者の母親が勤める研究所で事故に巻き込まれて本当に透明人間となり、彼女を実験台にしようとする謎の一味に追われる。そんなヒロインの味方が、運動神経抜群でアメコミ好きのイケメン転校生と、学校ではいじめられっ子だけど実は大金持ちのお嬢様である天才発明少女。主人公の名前が『ファンタスティック・フォー』のインビジブル・ウーマンと同じで、アメコミへのオマージュが多分に込められた作品だが、しかし印象としては『E.T.』の系譜に属する’80年代風キッズ・ムービーという感じ。恐らくターゲット層も小中学生なので、家族揃って楽しむには最適だ。
この短評にはネタバレを含んでいます