Cosmetic DNA (2020):映画短評
Cosmetic DNA (2020)世のミソジニストたちに喧嘩を売るポップでサイケな過激ムービー
若い女は俺たちの性欲を満たすためだけに存在する!とでも言わんばかりのゲスな映画監督やキモいオタク野郎たちを、男社会の理不尽にブチ切れた女の子3人組が片っ端から成敗していく!という、フェミニズム&スプラッター全開なエクストリーム・ムービー。ポップでカラフルなガーリー感と、サイケでチープなアングラ感が混在したジョン・ウォータース的なバッドテイストは見る人を選ぶと思うが、しかしこういう世のミソジニストたちに正面きって喧嘩を売る過激な映画を、本来最も男尊女卑に対して声をあげるべき男性監督が撮ったことの意義は大きいだろう。
この短評にはネタバレを含んでいます