真・事故物件パート2/全滅 (2022):映画短評
真・事故物件パート2/全滅 (2022)ゴア指数もエンタメ指数も前作よりパワーアップ
YouTuberや売れない役者を集めた「事故物件で恋愛リアリティショー」という下らない企画を渋々ながら引き受けた監督とAD。ところが、あのカルト教団の回し者・安藤くんがアルバイト・スタッフに雇われたもんだから、おのずと現場は阿鼻叫喚の人体破壊地獄と化してしまう…というシリーズ第2弾である。今回はオープニングから血みどろ描写全開で、ルチオ・フルチ作『地獄の門』オマージュも健在。後半にはサイキック・バトルへと展開するハチャメチャさもいい感じ。低予算のチープさは相変わらずだが、前作よりゴア指数もエンタメ指数も高い。とりあえず、1作目を見てから臨んだ方がよろしいかと思います。
この短評にはネタバレを含んでいます