法廷遊戯 (2023):映画短評
法廷遊戯 (2023)メインの三人だけを追っていれば大丈夫
タイトルから伺い知れる、リーガルサスペンスとしてはちょっと”描き不足”なところもあるのですが、本作の肝の部分をしっかりとさせるにはこの手法、そして97分という短くタイトなつくりを選んだのは良い手だと思います。二転三転どころではないストーリーの展開が繰り広げられますが、メイン3人がしっかりしているので、そこだけ追っていればちゃんと楽しめる一本です。これまでヒューマンドラマを主戦場にしてきた深川栄洋監督もサスペンスモノでも着々とキャリアを積まれていて、このジャンルでも手腕を発揮しています。
この短評にはネタバレを含んでいます