ナックルガール (2023):映画短評
ナックルガール (2023)三吉彩花と前田公輝のアクションが素晴らしい
日韓合作のバイオレンスアクション。肉体改造を行ったという三吉彩花の体を張ったアクションが素晴らしいし、『セクシー田中さん』出演中の前田公輝もさすがの立ち回りを見せてくれる。工場の狭い廊下を使った多人数バトルは見応えあり。二人のバディ感もなかなか良かった。ただ、1対1のタイマン勝負となると、なかなか新しい動きが見せられないのが難しいところ。クライマックスの伊藤英明との戦いも呆気ない。もっと息を呑むようなアクションが見たかった(戦っている最中、唐突に内藤哲也のポーズを決める伊藤には好感)。巨大企業や主人公の妹の設定も消化不良気味。可能性は感じるので、この座組みで再チャレンジ求む。
この短評にはネタバレを含んでいます