ブリックレイヤー (2023):映画短評
ブリックレイヤー (2023)決して観客は裏切らないレニー・ハーリン監督作
「アーロン・エッカートもリーアム・ニーソン化?」といえる設定だが、元CIAエージェントの“レンガ職人”という、美味しい設定を生かし切れない残念さ。しかも、孤軍奮闘かと思いきや、相棒に「ヴァンパイア・ダイアリーズ」以降、パッとしないニーナ・ドブレフを迎え、どこか『ナイト&デイ』を思い起こさせる。いろいろと既視感アリな展開に加え、『エクスペンダブルズ』のミレニアム・メディアによるレニー・ハーリン監督作だけに、肉弾戦に銃撃戦、カーチェイスに爆破シーンと、しっかり盛り込んでくるサービスは健在。プロデューサーでジェラルド・バトラーがクレジットされている点もいろいろ想像してしまう。
この短評にはネタバレを含んでいます