鬼平犯科帳 血闘 (2024):映画短評
鬼平犯科帳 血闘 (2024)5代目襲名披露興行
高麗屋にとっても非常に重要な映像タイトル。スペシャルドラマを経て待望の劇場版公開です。当代・松本幸四郎にとっても非常に重要かつプレッシャーのあるチャレンジだったと思いますが、まずは確実に一歩を踏んだと言えると思います。映像的な面白さということで言えば、なんと言っても当代・市川染五郎が若き日の鬼平を演じるというところでしょう。父親以上にプリンス感が強い彼ですが、べらんめえ口調になるとおやじ殿にそっくりでした。骨太時代劇映画というのはなかなか作るのも大変だと思いますが、続いて欲しいところです。
この短評にはネタバレを含んでいます