メリーおばさんのひつじ (2023):映画短評
メリーおばさんのひつじ (2023)顔はラムでも、やることはレザーフェイス!?
プロダクションは近年、怪作を連打して勢いに乗っている製作会社ダーク・アビス、プロデューサーに『プー あくまのくまさん』シリーズの監督&製作コンビ。いやはや、英国インディーズホラーのシーンは元気だ。
童謡に題材を得た本作は『悪魔のいけにえ』のイギリス版、はたまた森バージョンというべきか。殺人鬼のルックは羊の頭部を持つ以外はレサーフェイスだし、チェーンソーを振り回すシーンもあるし、結末にもオマージュが垣間見える。
空間&時間設定には無理があるが、その強引さ込みで楽しむのがZ級映画の流儀。ホラー好きとしては、プロットよりスプラットを優先した意気を買う。
この短評にはネタバレを含んでいます