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ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽:映画短評

ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽

2024年11月1日公開

ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽
(C) 2024 & TM Lucasfilm LM

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 4

斉藤 博昭

「未知との遭遇」のあの音階の秘密など巨匠の言葉にいちいち感動

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

この人の偉大さは誰もが認識済みだろう。しかし本作は、スピルバーグ作品から「ハリポタ」まで多くの人が映画を好きになった瞬間を重ねてしまう構成を、この上なく快調なテンポで進んでいくので、観始めたら止まらなくなる作り。
オールスター大作『遠すぎた橋』ではなく、当時はバクチ的だった『スター・ウォーズ』を選んだ思い、『未知との遭遇』の、あの5音階の秘密など、巨匠本人が語るネタの宝庫に感動しまくり。あらゆるジャンルに対応する能力と、あまりに気さくでユーモア溢れる素顔のギャップも実感。
つい先日の指揮の姿も記録されており、映画音楽の天才がまだまだ元気でいてほしいと心から願ってしまう。まさにリスペクトな一作。

この短評にはネタバレを含んでいます
猿渡 由紀

彼の天才ぶりと映画における音楽の重要さを再確認

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

プロデューサーは、スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、ロン・ハワードなど長年の親友(マーシャルとは父同士が軍隊仲間)。ゆえにひたすら礼賛の映画になってはいるが、彼らの話は実に面白い。サメをあまり出せなかった「ジョーズ」では音楽がその存在を観客に意識させ続けたのだとの言葉にも、映画における音楽の重要さを再確認。スピルバーグ、ルーカスの映画以外にも、クリス・コロンバス、オリバー・ストーンら多くの監督の作品や、オリンピックのテーマ曲も手がけていたことを思い出させられ、あらためて感心。名場面を見ながら意外な裏話を聞ける、映画ファンは見て損しないドキュメンタリー。

この短評にはネタバレを含んでいます
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