ジョニー・デップ主演『影なき男』リメイクに「CSI: 科学捜査班」シリーズの脚本家が指名される
ジョニー・デップ主演で企画が進められ、ロブ・マーシャル監督が交渉中だという、1934年の探偵映画『影なき男』のリメイク企画の脚本家に、「CSI: 科学捜査班」シリーズや『バッドボーイズ2バッド』のジェリー・スタールが指名されたと、ハリウッド・レポーターが報じた。
映画『影なき男』は探偵夫婦の活躍を描いた、ダシール・ハメット原作のコメディードラマ。劇中でウィリアム・パウエルとマーナ・ロイが演じる夫婦が人気を集め、全6作のシリーズが製作された。企画を進めている米ワーナー・ブラザーズは、当時大人気だったこのシリーズの雰囲気を残しつつ、現代風にアレンジすることのできる脚本家を探していたという。
ジェリーは元々「ツイン・ピークス」などテレビドラマの脚本を手掛けていたが、仕事のプレッシャーからヘロイン中毒に。しばらくハリウッドから離れた後、薬漬けの毎日から更正するまでの日々を描いた自叙伝が、ベン・スティラー主演の映画『パーマネント ミッドナイト』(日本未公開)として映像化され、名前を知られるようになった。それからは映画『バッドボーイズ2バッド』や大人気テレビシリーズ「CSI: 科学捜査班」の脚本などを手掛けている。