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ビョークの歌声響く…『ダンサー・イン・ザ・ダーク』息をのむミュージカルシーン

ビョークの歌声が響き渡る
ビョークの歌声が響き渡る - (C) ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, TRUST FILM SVENSKA, LIBERATOR PRODUCTIONS, PAIN UNLIMITED, FRANCE 3 CINEMA & ARTE FRANCE CINEMA

 2000年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールと主演女優賞を受賞した映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版』より、本作の見どころであるミュージカルシーンが一部公開された。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版』ミュージカルシーン本編映像

 本作は、デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督とアイスランドの歌姫ビョークがタッグを組んだ衝撃作。ビョークふんする主人公・セルマが過酷な運命に翻弄されながらも、愛する息子のために全てを投げ打つ姿がミュージカルの手法を導入した映像で描き出される。

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 今回公開されたのは、ビョークの歌声が響き渡るミュージカルシーンを切り取った本編映像。病のために視力を失いつつも、息子の手術代を稼ぐために工場で働き続ける主人公のセルマと、彼女を優しく見守り、工場での仕事も手助けするキャシー(カトリーヌ・ドヌーヴ)。チェコ語で「幸せいっぱい」という意味の楽曲「クヴァルダ」にのせて、工場の規則的な音がリズムとなり盛り上がりはじめ、セルマの明るく楽しい空想が始まる。リマスター版を劇場で鑑賞することで、通常のシーンとミュージカルシーンの色味や明るさの違いを確認することができるはずだ。

 この振付を担当したビンセント・パターソンは、マイケル・ジャクソンマドンナといった世界的アーティストのミュージック・クリップの振付も担当している振付師。本作でも同シーンのほかに6つのミュージカルシーンのすべてを担当している。(編集部・大内啓輔)

映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版』は12月10日より新宿ピカデリー、12月24日よりBunkamuraル・シネマほかにて全国公開

映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版』ミュージカルシーン » 動画の詳細
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