もはやホラー…田中みな実のプッツン演技が恐ろしすぎる
25日に放送された奈緒主演のフジテレビ・木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(毎週木曜22時~)第7話では、バリキャリの妻・楓を演じた田中みな実の演技が「恐ろしすぎる」と視聴者を震え上がらせた(※ネタバレあり。第7話の詳細に触れています)。
30代~40代の女性を中心に反響を呼んだハルノ晴の累計部数830万部(電子+紙)の同名コミックを原作に、吉野みち(奈緒)&陽一(永山瑛太)と、新名楓(田中みな実)&誠(岩田剛典)、2組の30代“レス”夫婦のすれ違いを描く本作。前話放送後に流れた予告では楓がみちをランチに誘う様子が映し出され、SNS上では「予告だけでも怖い」「地獄のランチか」と当日のオンエアを待ちわびる声で沸いていたが、いよいよ“その時”が訪れると「もはやホラー」と騒然となった。
~以下ネタバレ含みます~
みちは“レスの戦友”から不倫関係に陥った上司・誠への思いを断ち切り、誠もみちを苦しめないために楓との関係修復に努めていたが、誠はみちのことが忘れられず妻が迫ってきてもレスのまま。注目を浴びた戦慄のシーンは、泥酔して帰宅した誠が楓に咎められ浮気を告白してからのこと。体ではなく精神的に彼女を頼ったという(バカ正直な)告白に打ちのめされた楓は誠のスマホを盗み見て、誠が消せずにいた水族館デートの写真から浮気相手を特定。ラストは誠の会社を尋ね、みちに「わたしとランチしません? ごちそうします」と誘うと、至近距離で「夫と浮気してますよね?」とつぶやくところで幕を閉じた。
無表情の楓に、SNS上では「怖い怖い怖い」「地獄が始まる」「次回ホラー展開」「田中みな実最高」と戦慄の声が続々。夫のスマホのパスワードをあっさり解除してしまったところもまた恐ろしいと指摘する声もあった。
さらに恐ろしいのが次回予告。喫茶店らしき場所で楓とみちが向かい合い、みちが涙を流す壮絶な光景だが言葉はなく、「無言の予告」が修羅場を予感させた。
夫の浮気に傷つきながらも後輩の助言で被害者は自分だけではないことを悟ったみち。妻を愛していながら傷つけたことを悔やむもうまく言葉にできない陽一。みちを忘れ妻と関係修復すべきだと頭ではわかっていても心が追い付かない誠。仕事を優先して夫をないがしろにしてきたことを反省し、仕事と家庭の両立を心に決めた楓。「なぜ男は浮気を白状したがるのか?」という声も多く、全員に“問題あり”のなか、みちを叱咤激励するしっかり者の後輩・北原華(武田玲奈)の“勇姿”に称賛が集まっている。(編集部・石井百合子)