■薬物使用だってみとめてしまう
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『アレキサンダー』ワールド・プレミアにて公衆の面前でたばこを吸うコリン |
コリン・ファレルと聞いてまず思い浮かぶことは、スターらしからぬ破天荒なゴシップネタが豊富なことだ。普通のスターたちはマスコミが私生活について嗅ぎまわることを嫌う。特に恋愛関係の記事や写真を撮られることは、今後の人気に差し支えることになるのでご法度だ。しかしコリンはそこら辺のセレブたちとは一味違う。
マリファナなどの薬物を使用した過去を認め「いい気分だったけど、先が見えたからやめちゃったよ」と堂々と告白。また、劇中の喫煙シーンが問題視され始める中、コリンはビール瓶やタバコを手にプレミア会場などに現れ、その姿が写真に取られることを恐れない。
■女性関係はブリトニーからキャバクラ嬢まで
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ブリトニーと恋人同士のころ、仲の良さを見せつける |
女性関係においてはさらに過激で、共演女優からキャバクラ嬢、さらには一般女性に至るまで許容範囲は広い。そんなコリンの過去であまり知られていないことだが、実はブレイク直後の25歳のとき、19歳の英国女優アメリア・ワーナーと結婚していたことがある。ニューヨークで新婚生活をスタートさせたが、4か月間でスピード離婚している。それからはブリトニー・スピアーズ、アンジェリーナ・ジョリー、リンゼイ・ローハンらセレブのほか、パーティで出会った女性をお持ち帰りしたなど、数々の噂話でゴシップ誌を騒がせている。
■悪びれずにシングル・ファーザー宣言
さらに『アレキサンダー』を撮影中の2003年9月には、モデルで元恋人のキム・バーデネイヴとの間に息子ジェイムズ君が誕生。「キムは素晴らしい女性なんだ。息子が生まれたなんてうれしくて興奮しちゃうよ」と言うも、子供は認知するがキムと結婚する気はないらしく「僕は“シングル・ファーザー”になるんだよ!」と、悪びれもせずに“名言”を発した。
■007役に回りの熱い視線が…
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ゴールデン・グローブ賞のノミネート会場にて、行儀の悪いコリン |
ゴシップに事欠かないコリンだが、若手演技派の有望株として業界では一目置かれる存在でもある。その証拠に『タイガーランド』(2000)に主演し、脚光を浴びて以来立て続けに12本もの映画に出演し、アル・パチーノ、ブルース・ウィリス、トム・クルーズら大物俳優と共演し、高い評価を得ている。今後の出演予定作も引っ切りなしで、『ア・ホーム・アット・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド』(原題)、ジェイミー・フォックスと共演する『マイアミ・バイス』(原題)などがある。中でも興味深い話題は“007”シリーズの、次期ジェームズ・ボンド役をオファーされたことだ。現ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンは「ぜひコリンに演じてもらいたい。彼の才能は抜きん出ているよ」と、公の場で熱烈ラブコールを送っている。
■息子かわいさに休業宣言!
しかし当の本人は「興味がないね。無名の俳優が演じるべきだよ」といたってクール。これに異を唱えたのがヒュー・ジャックマン。「あの役に興味がないなんて言う奴は嘘つきだよ。僕ならぜひとも演じてみたいな」とライバル宣言をし、ボンド役に名乗りを挙げた。とは言ってもコリンはポカホンタスを主人公にした『ザ・ニューワールド』(原題)の撮影後は出演予定の作品はなく、息子と過ごすために半年間の休業宣言をしている。ということは、今後しばらくはパーティで騒ぐ姿ではなく、公園で乳母車を押すコリンの姿がパパラッチされるかもしれないのでますます目が離せない。
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コリンと彼の美しいお姉さん |
お兄さん、お母さん、コリン |
お母さんといっしょ |
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